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守ろう灯油の安定供給! 宮城の冬をみんなの力で暖かく!
第6号(2008.12.26)
●「異常な原油価格高騰からくらしを守る施策を求める生協組合員100万人署名」は宮城県では101,899筆集まりました。衆議院本会議において24日全会一致で請願が採択されました。参議院は審査未了、廃案。

 『異常な原油価格高騰からくらしを守る施策を求める生協組合員組合員100万人署名』は、宮城県生協連で12月19日現在10万1,899筆集めることができました。北海道・東北全体では144万筆を集めました。

去る11月14日に東北の生協役職員が、県選出国会議員に署名を添付し「異常な原油価格高騰から暮らしを守る施策を求める請願」をお願いし15人の国会議員が紹介議員になってくださいました。12月24日(水)の衆議院経済産業委員会で採択され、同日衆議院本会議においても、全会一致で採択されました。

しかし、残念なことに、参議院では委員会において審査未了となり、採択されませんでした。なお、11月14日以降集まった署名用紙は、09年1月5日から始まる通常国会に再度、請願します。



●12月22日から冬灯油の暫定価格が値下げされました。今季3回目の値下げ改定です。

 2008年冬灯油の暫定価格を12月22日(月)の配達分より1㍑当り8円値下げされました。年末年始の灯油最大の需要期にうれしい値下げです。

(単位円・税込み)

期間

10/6~11/2

11/3~11/23

11/24~12/21

12/22~

単位

1㍑

118

1

118

1

118

1

118

お任せ給油

110.0

1,980

97.0

1,746

80.0

1,440

72.0

1,296

個 缶

111.0

1,998

98.0

1,764

81.0

1,458

73.0

1,314

   ※清算時、割り戻しがある場合は上記価格より更に割り戻しされます。

(1)08年冬灯油お任せ給油暫定価格税込1㍑80.0円を、12月22日から、税込172.0円に値下げ改定します。
1リットル当り8円値下げ、一缶1300円前後の水準です。2006年1月の暫定価格レベルまで下がった、ここ三年での最低価格です。原油値下がり傾向と円高の中で、くらしを応援する価格設定をすすめました。
(2)変更提案理由
原油価格(WTI)は世界景気失速への危機感が急速に強まったこと、原油需要が一段と減退するとの懸念などを背景に続落し12月に入り40ドル台まで値下がりして推移しています。OPECの追加減産の見通しをめぐるニュースが伝えられたものの、株価下落やドル安が引き続き原油相場を圧迫し、05年5月以来3年7ヵ月ぶりに50ドルを割りました。



●12月25日 経済産業局に要請に行ってきました。

 灯油の本格的な需要期を迎えるなかで、国民の立場にたって、『安心できる灯油の量確保と不測の事態に敏速に対応できる万全の体制整備をもとめる』ことを主旨に、12月25日(木)東北経済産業局に対し「灯油に関する要請書」を資源・燃料課の岡弘茂課長に提出しました。

 経産局からは資源・燃料課 鈴木茂雄課長補佐、大橋壽係長が出席し、県連からは齋藤昭子専務理事、加藤房子常務理事、河野雪子事務局長、みやぎ生協から木村孝燃料・家電グループ統括、佐藤啓子(生活文化部)らで懇談しました。

 加藤常務から「異常な原油高騰からくらしを守る施策を求める生協組合員100万人署名」運動の報告をし、佐藤啓子さんから「家計モニターによる物価調査」の報告をしました。
 岡課長からは「在庫量は十分な量確保してある。石油類の適正価格に関しては、今後も石油元売との要請懇談の際に確認していく。」との報告がありました。





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