633号(2021.10.01)

●『消費者のくらしと権利を守る第42回宮城県生協組合員集会』をオンラインで開催

9月29日(水)、「消費者のくらしと権利を守る第42回宮城県生協組合員集会」を、仙台サンプラザホールよりオンライン開催しました。各地の組合員集会室など21か所のサテライト会場および個人宅から、約400人の視聴参加がありました。
司会を、宮城労働者共済生活協同組合事業推進部次長の佐々木雅彦さんが行いました。

冬木勝仁会長理事から主催者挨拶があり、「昨年度は新型コロナウイルスの関係から中止した。本年度は当初、仙台サンプラザホールの会場と組合員集会室などのサテライト会場や個人宅から参加いただくオンライン併用型の集会を予定していたが、第5波と呼ばれる感染拡大状況をふまえ、WEB配信型のオンラインのみの集会として開催することとした」と報告がありました。

続いて、宮城県生協連の各会員生協が「コロナ禍の中でも組合員とつながるための活動」に取り組んだことについて、生活協同組合あいコープみやぎ理事の太田代一世さんから紹介がありました。

次に、リレーアピールをオンラインで3人の方からご報告いただきました。
【東日本大震災から10年 被災者の現状と課題】について東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター事務所長の神倉功さんは、「被災者世帯に伴走型で寄り添い、生活・住まい再建を支援する『災害ケースマネジメント』が求められる」とお話されました。
【みやぎ子ども食堂ネットワークの取り組み】について特定非営利活動法人せんだいこども食堂代表理事の山城秋美さんから、「宮城県内に約100カ所あるこども食堂実施団体の支援を通じて、宮城県内のこども食堂の輪を広げていくことを目的に設立された。こどもを取り巻く環境を整えて地域で、こども・家族を支え合うことが求められている」とお話がありました。
【核兵器をなくすために私がしていること】についてKNOW NUKES TOKYO共同代表の中村涼香さん(上智大学3年)は、「被爆地長崎で生まれ育ち、核兵器廃絶を目指して情報共有と活動の場をつくろうと団体を発足させ、仲間と一緒に国会議員に意見を聞き、ウェブサイト『議員ウォッチ』で公開している。政治家と市民のどちらにも関心を持ってもらい、核廃絶を選挙の争点にしたい」とお話されました。

仙台チェンバーアンサンブルの7人によるコンサート「音楽でみんなに笑顔を」が行われ、上を向いて歩こう、みあげてごらん夜の星を、スタンド・アローンなどの歌と演奏がありました。

最後に、組合員集会実行委員長のみやぎ生活協同組合理事の佐藤由紀さんが、集会決議の提案をオンラインで行いました。

集会に対し、自由民主党宮城県支部連合会会長の西村明宏様、公明党宮城県本部代表の庄子賢一様、立憲民主党宮城県連合代表の安住淳様、日本共産党宮城県委員会委員長の中島康博様・副委員長のふなやま由美様から、メッセージを頂戴いたしましたことをご報告いたします。

※集会決議(PDF)

仙台サンプラザホールから配信
   
 会長理事挨拶  会員生協の活動紹介
 
 仙台チェンバーアンサンブルによるコンサート  サテライト会場の様子


      



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