県連速報
第159号(2006.7.31)

●7・29「『みやぎ憲法九条の会』結成のつどいに1600名が参加。憲法九条を次世代に引継ぎ、世論を広げようとアピールを採択しました。


 7月29日(土)に青年文化センター(仙台市青葉区)にて、「『みやぎ憲法九条の会』結成のつどい」が開催されました。当日は1600名が来場され、コンサートホールに入りきれない参加者は、受付前のロビーで会場の様子を見守りました。

はじめに、後藤東陽代表世話人が、「仙台空襲では、戦うすべもない千人余の市民が犠牲になった。そうしたことを防ぐために、憲法九条を守る仲間を毎日一人ずつ増やしていこう」と呼びかけ、第1部の記念講演に入りました。

   記念講演では、一橋大学院教授で「九条の会」事務局の渡部治氏が、「改憲で日本は本当に平和になるのか〜憲法九条の力と可能性〜」と題して講演を行ない、講演終了後に「憲法九条を守り抜くという目標に向かって進みつづけよう」とするアピールを、東北大学法学部大学院生の池美沙子さんが読み上げ、満場の拍手で確認されました。
「九条の会」事務局の渡部治さんの講演
 第2部では、稲垣達也さんのピアノ演奏や、苫米地サトロさん、SUHO(スーホ)さん、DELTA(デルタ)の皆さん、「ねがい」を歌う合唱団の皆さんの演奏と歌声に、会場につめかけた参加者は熱心に耳を傾けていました。

 会場で呼びかけた募金には、310人もの参加者からあわせて448,177円の募金が寄せられました。
 宮城県生協連では、これからも「みやぎ憲法九条の会」の運動を見守り、情報提供していきます。
稲垣達也さんのピアノ演奏