第162号(2006.9.4)
●9月1日、「宮城県生協連灯油対策本部」設置
【設置の理由】
原油高騰のため、灯油価格の大幅な値上がりが予測されます。北国に住む私たちにとっての暖房の主力エネルギーである灯油は生活必需品であるため、組合員は少しでも安価で安定的に供給されることを強く願っています。価格の値上がりにより家計にかかる負担は大きくなります。生活必需品である灯油価格が原油価格の高騰に便乗した不正な値上げ行為が行われないように行政へ要請します。県民の灯油や原油高の実態を集約します。以上を踏まえ対策本部を設置いたします。
【役 割】
@灯油高騰による組合員の暮らしに与える影響・問題等調査
A情報収集 モニターによる価格調査
【担 当】
加藤房子宮城県生協連常務理事
●「2006年度灯油学習会」開催
日 時 9月1日(金)10:30〜12:30 場 所 フォレスト仙台2F第2フォレストホール 講 師 サンネット共同購入商品本部長 河野敏彦 演 題 「高騰する原油価格〜灯油の価格はこうして決まる〜」 参加者 158名(灯油モニター・みやぎ生協メンバー・生協連) 内 容 パワーポイントと「OIL NOW 2006」(石油情報センター作成冊子)を使いながら、石油需要の現状・原油価格の推移は地政学的不安定が大きな要因であること・石油商品の基礎知識・灯油価格の構造等、生協がこれまで灯油を運動として取り組んできたあゆみと現在の情勢まで幅広く学習しました。
灯油モニターのみなさん
県内各地の価格調査をする灯油モニター(74名)活動の意義についても確認し、今後も運動していくことを確認した学習会となりました。