第214号(2008.5.28)
●2008年夏灯油暫定価格の再変更
2008年夏灯油暫定価格については、5月24日より変更をしたところですが、原油価格の引き続く高騰の中で、特約店(生協の仕入先)から生協に対し値上げ通告がなされており、再変更せざるを得ない状況となっています。
そのため、6月7日から1g125.0円(税込)に値上げ改定することに決定いたしました。
単位 円:税込
対象期間
4月28日〜5月23日
5月24日〜6月6日
6月7日(土)より
暫定価格
1g
99.0
1g
105.0
1g
125.0
【変更提案の理由】
元売は原油高騰を理由に、特約店に対し灯油原価を5月17日より1g当り税込4.2円の値上げを通告してきています。6月更に1g当り税込10.5円の値上げ通告がされる見通しです。 前回の暫定価格を決定した時点では、5月の仕入価格は、1g税込89.25円であり、6月以降の仕入価格も同じ、1g税込89.25円でみていました。
実勢価格は、既に5月21日より1リットル税込93.5円となり、6月1日にはさらに、104.0円になる見込みとなりました。(合計14.7円上昇)これは、ゴールデンウィーク明けからWTI価格が暴騰し130ドルと約1週間で10ドル以上上昇し、ドバイ原油も、5月22日に126ドルと高騰をしています。4月1日段階で100ドルでしたので、1バレル26ドルの上昇となります。(1バレル=159リットルなので、26ドル上昇は、税抜き原価で1リットル当り16.3円上昇分となる。《税込み17.1円》)
このような石油製品類の異常な高騰が続けば、生活や事業に与える影響はとんでもなく大きなものとなります。宮城県生協連では冬場の需要期も見据え、6月17日から開会される宮城県議会などに対し、石油製品類の大幅引き上げに反対する請願活動を計画します。