県連速報
第213号(2008.5.19)

●2008年夏灯油暫定価格の変更

 5月15日(木)の県連理事会において、2008年夏灯油暫定価格を5月24日より、変更することに決定いたしました。
                                                 (税込)

対象期間

4月28日〜5月23日

5月24日より

暫定価格

1缶・18g 1g

1缶・18g

1g

1,782円

99.0円

1,890円

105.0円


【変更提案の理由】

 元売各社は原油高騰を理由に、灯油原価を4月に1g当り1.6円(税込)値上げし、5月には更に1g当り6.3円(税込)の値上げを通告してきています。
 暫定価格を決定した時点では、2月の仕入価格は、1g80円(税込)であり、4月以降の仕入価格も同じ、1g80円(税込)と予測していました。
 しかし、仕入価格は、3月末に1g当たり1.8円(税込)上がり、4月度仕入は、1g当たり83.4円(税込)となり、今回さらに、89.7円(税込)になるとの通告がありました。これは、WTI価格の上昇とともに、ドバイ原油もアップしており、その上げ幅を反映したものです。
  1.  値上げは「原油が高騰している状況」で急激なコストアップになっているためです。原油高騰の理由としては、アメリカの在庫減少・ナイジェリアで石油関連施設が武装勢力の攻撃を受け、原油生産に影響が出て需給タイト化懸念・英国の製油所でストにより、北海油田の一時操業停止・米雇用統計が市場予想よりも悪化したことから景気減速の懸念によりドル安が進んだことなどです。
  2. 5月仕切価格は3月仕切価格比1g当り7.9円(税込)の値上げになっています。
    すでに、仕入価格が大幅上昇していることから、その分の暫定価格の改定が必要となったためです。