県連速報
第219号(2008.7.18)

●2008年夏灯油暫定価格の再変更

2008年夏灯油暫定価格については、6月7日より変更をしたところですが、原油価格の引き続く高騰の中で、特約店(生協の仕入先)から生協に対し値上げ通告が再度なされており、再変更せざるを得ない状況となっています。そのため、7月26日から1g135.0円(税込)に値上げ改定することに決定いたしました。    

                                             単位 円:税込

対象期間

4月28日〜5月23日

5月24日〜6月6日

6月7日〜7月25日

暫定価格

1g

99.0

1g

105.0

1g

125.0

対象期間

7月26日(土)より

 

暫定価格

1g

135.0

 


【変更提案の理由】
 
 元売は原油高騰を理由に、特約店に対し灯油原価を6月21日より1g当り税込2.1円の値上げ、7月1日より1g当り税込8.4円値上げの合計税込10.5円/g値上げを通告してきました。 
 通告を受けて交渉した結果の実際の仕入れ価格は、6月21日より1g税込109.2円となり、7月1日にはさらに、117.6円になる通告となりました(予測合計差額より9.6円上昇)。これは、原油価格上昇が止まらずWTI価格が7月3日に145.29ドルと150ドルに近づき、ドバイ原油も、7月4日に139.26ドルと高騰をしたためです。6月1日段階で122ドルでしたので、1バレル17ドルの上昇となります(1バレル=159gなので、17ドル上昇は、税込み価格で1g当り11.7円上昇)。石油情報センターの調査価格は、まだ、この分が全ては反映されていませんが、生協灯油の仕入れ価格高騰が明確なので、1g当り10円の暫定価格改定を決定いたしました。
 今後、冬灯油にむけてのさらなる原油高騰も予想されます。よって、「宮城県生協連灯油対策本部」を中心に、生活必需物資に対して異常な価格形成されることについて、国、県などに対して支援対策を訴える県民運動をすすめて参ります。