県連速報
第231号(2008.11.18)

●2008年度冬灯油暫定価格を再度引き下げます。

 2008年冬灯油の暫定価格を11月24日(月)の配達分より1g当り17円値下げすることを決定しました。                                                          <単位円・税込み>

 

10/611/2

11/311/23

11/24(月)から

配達暫定価格

1g

118g

1g

118g

1g

118g

お任せ給油

110.0

1,980

97.0

1,746

80.0

1,440

個 缶

111.0

1,998

98.0

1,764

81.0

1,458


 
(1)08年冬灯油お任せ給油暫定価格(現在税込1g97.0円)を、11月24日から、税込1g80.0円に値下げ改定します。

 1g当り17円の値下げで、18g1缶1,450円前後の水準です。07年10月の暫定価格を下回る、ここ一年で最低価格です。原油値下がり傾向と円高を受けて、くらしを応援する価格設定をすすめます。

(2)暫定価格引下げの背景   
  • 原油価格(WTI)は11月に入り1バレル63ドル台に、11月4日には70ドルと急騰しました。その後、国際通貨基金(IMF)が日米欧の経済成長率が戦後初めて一斉にマイナスに転じるとの見通しを示したことで、投資家の間に世界景気失速への危機感が急速に強まったこと、原油需要が一段と減退するとの懸念などを背景に、原油価格は反落しました。OPECの追加減産の見通しをめぐるニュースが伝えられたものの、株価下落やドル高が引き続き原油相場を圧迫し、原油価格は07年3月以来1年8ヵ月ぶりに60ドルを割りました。
  • 11月15日モニター調査価格(集約途中69件中32件)で、引き売り業者は1,580円から1,740円となっており、最安値店で1,486円となっています。(平均は1,726円)引き売り業者よりも安い暫定価格に改定することで、灯油の値下げを促進します。
●宮城県選出国会議員への要請行動を行ないました。
 
 昨日、速報を出しました後、大石正光参議院議員からも紹介議員の了承の連絡がありましたので、ご報告いたします。

<紹介議員になっていただけた議員(敬称略)>

衆議院議員

土井 亨・秋葉賢也・西村明宏・伊藤信太郎(自民)、安住 淳・郡 和子(民主)井上義久(公明)、高橋ちづ子(共産)、菅野哲雄(社民)

参議院議員

市川一朗(自民)、岡崎トミ子・大石正光・今野 東(民主)


●「輝け世界に!伝えよう未来へ!憲法9条を守り生かす宮城のつどい2008」に1300人が集いました。

 「輝け世界に!伝えよう未来へ!憲法9条を守り生かす宮城のつどい2008」は11月16日(日)仙台市国際センターで開催され、1300人が集いました。
 あいにくの雨模様でしたが、開場の12時半には参加者が続々と詰めかけ、開会前の13時には第一会場は満席になりました。第二会場も開会の13時15分にはほぼ満席、座れない人々が床に座る状況でした。

 みやぎ生協の大村美智子理事の司会で始まり、みやぎ憲法九条の会代表の後藤東陽さんがあいさつしました。あいさつの中で、後藤東陽代表は「小森先生は東大の先生です。だから今日一日は、みなさんは『東大生』です。メモをとってしっかり学びましょう」と呼びかけました。

 第一部は東大大学院教授の小森陽一さんの講演。「宮沢賢治と憲法九条」と題し、宮沢賢治が書いた「烏の北斗七星」を題材に、日本の歴史を振り返り、憲法九条を守る大切さを熱く話されました。
 第二部は仙台フィルの4人の団員が40分にわたり演奏。参加者はプロの技を堪能しました。
 東北大学大学院の池さんがアピール文案を読み上げ、参加者全員の拍手で採択されました。

 閉会のあいさつは、みやぎ憲法九条の会代表山形孝夫宮城学院女子大学元学長が行い、4時15分、閉会しました。会場カンパは59万円超と大きな金額でした。ありがとうございました。
 60歳代の男性は「こういう会に初めて参加しました。小森先生の話には感動しました。」と話していました。
 今年の「つどい」はみやぎ憲法九条の会主催・県内九条の会協賛として開催されました。8つの九条から11名が実行委員となり、12回に及ぶ実行委員会を開催して準備を進めてきました。