●2010年度夏灯油暫定価格を決定
1g82.0円 1缶・18g当り1,476円 (税込)
※夏灯油価格は、例年通りお任せ給油のみとなります。仕入価格の変動によって暫定価格を変更することがあります。
1.暫定価格決定理由
- WTI原油見通しは、イラン核問題・ギリシャの財政赤字問題・米国の景気回復等により投機筋が積極的に動くことはないと当初見ていましたが、最近は金相場ストップ高騰により投機マネーが原油に流れてきています。
- 9月には、1バレル69.45ドルだったものが、3月には、81.6ドルとなり、今後の先物市場でも、値上がりが続いています。円換算にしても、9月と3月を比較すると、1g当り7円の値上がりとなります。
- 原油価格予測は各社65ドル〜85ドル、天坊・石連会長予想では上値85ドル。
- 先進国の原油需要の伸び悩みの中、金融危機後にいち早く立ち直った中国や新興アジア諸国では、原油需要の増加が見込まれます。
- 国内灯油在庫は、3月6日現在191.6万klと前年より13万kl減となっています。
- 夏場に向けて灯油は需要減少期となるため、需要減少にあわせて製油所の定期修理期となり、元売による在庫コントロールを行う時期となっています。今年は2月より定期修理に入っている製油所があり元売は在庫をさらに減らしています。
- 2月EMの大幅値上げ(ガソリン灯油4円)、コスモは4月から新仕切り見直し、さらに新日石とJエナジーの統合による「JXエナジー」(シュアー35%)の発足が7月にあり、元売各社は新仕切り見直しの方向に動いています。
- 原油価格・仕切り価格の上昇により全国平均(3/15石油情報センター調べ)は80円を越しており、今後も上昇傾向と見ています。
以上の状況と仕入れ価格見通しを考慮し、途中での値上げ等をなるべく行わないよう1g82円の価格とします。ただし、石油情報センター価格比較となりますので高い場合は割戻しで対応します。
2.配達期間・・・・・2010年5月3日(月)〜2010年10月1日(金) |