【報 告】
●5月13日(木)午後2時30分から県政記者会にて、宮城県生協連「家計モニター」による【2009年家計調査のまとめ】についての記者発表を行いました。
はじめに、加藤房子県連常務理事が、生協の家計簿を使った「家計モニター」による家計調査の2009年の特徴について、「夫の賞与が、10年前と比べると年間約30万円の減少である。10年前に比べて収入が減っているにもかかわらず、税金・社会保険料の合計金額は増加している。政府等は、景気が上向いてきていると言っているが、家計を預かる主婦は、まだまだ“やりくり・節約・我慢”の暮らしになっている。」と説明しました。
続いて、みやぎ生協家計担当事務局の佐藤啓子さんから、『くらしのひろば2009』の概要説明があり、編集を担当したみやぎ生協の家計研究会メンバーからは、「夫の給与の減少傾向が続き、節約・我慢にも限界にきている。」「定額給付金や子育て支援金は貯蓄や生活費となったり、エコカー減税や補助金などがあっても、節約傾向が続いており厳しい暮らしになっている。」と強く訴えました。
昨年よりも取材マスコミの数が多く、「具体的な節約方法について」や「今後の見通しについて」など、質問がたくさん出されました。
【取材マスコミ】東日本放送、NHK、宮城テレビ、東北放送 仙台放送、河北新報、朝日新聞、赤旗 |