県連速報
第314号(2011.08.03)

【報 告】
●東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター主催の「被災者・被災地が主人公の復旧・復興を求める82県民集会」が開催され350人が参加しました。


 宮城県復興計画2次案への意見募集最終日の82日(火)、『復旧なくして、復興あり』の村井知事の上から目線の考え方に対し、『被災者・被災地が主役の復旧・復興』をスローガンに掲げて取り組んでいる「東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター」(以下、県民センターと略す)の主催による怒りの集会「被災者・被災地が主人公の復旧・復興を求める82県民集会」が開催され、350人が参加しました。
 当日は、集会に先立ち、県庁花時計前において、県民センターの構成団体から16人の方々が県の復興計画に対する反対の意見をリレートークしました。教育現場、福祉の立場、雇用・労働問題、消費税増税、放射能問題、宅地被害などなど、様々な立場から切実な訴えがありました。
 その後、仙台市民の広場において、県民集会が行われました。はじめに、綱島不二雄世話人から、「宮城県復興計画は被災者・被災地に寄り添ったものではない。復旧の遅さも問題である。」と主催者挨拶がありました。続いて、宮城県漁協会長からのメッセージの紹介、大崎の農業従事者から放射能の問題、宮城県生協連の野崎和夫専務理事から宮城県へ提出したパブコメの報告(PDF)、多賀城市の避難所生活者からの訴えがあり、最後に、菊地修事務局長の音頭で参加者全員で、ガンバロウ三唱を行い、仙都会館までアピール行進しました。

県庁花時計前でのリレートークの様子

報告をする県連の野崎和夫専務理事

たくさんの大漁旗がたなびきました

【ご案内

●「消費税率引き上げをやめさせるネットワーク宮城」の七夕飾りが今年も、たなびいています。

 今年も『消費税アップ反対!』の願いを込めた消費税川柳を会員の方々から募集し、選出された句を書き込んだ吹流し七夕を展示しました。場所は、三越隣のすき屋(牛丼の店)前に飾り付けられていますので、ぜひ、皆様もご鑑賞ください。