県連速報
第328号(2012.3.22)

●東北ブロック「地方消費者グループ・フォーラム」が福島市で開催されました。
 321日(水)、消費者庁・東北ブロック実行委員会主催による「東北ブロック 地方消費者グループ・フォーラム“絆・つながろう未来に向かって”」が、ホテル福島グリーンパレスにおいて開催され、東北6県の消費者団体や農協、行政担当者など200人が参加しました。

 地方消費者グループ・フォーラムは、消費生活に関する問題に携わる各地域の団体・グループと、行政を含めた多様な主体間で連携を図り、各分野で諸課題に取り組むための交流の場として開催しています。企画・運営を行う実行委員会には、消費者懇みやぎも参加しました。

 
齋藤幸子実行委員長(福島県消費者ネットワーク会長)の開会挨拶後、消費者庁の福嶋浩彦長官が挨拶され、「放射能の数値を理解し、見極められる消費者の育成が重要になっている。そのための知識を深める学習などに、消費者庁が支援していく考えである。消費者団体が率先して進めてほしい。」と話されました。

 その後、「震災から1年、みえてきた課題」をテーマとしたシンポジウムが行われました。コーディネーターに小松知未さん(福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任助教)、パネラーは、沼田聡さん(岩手県消団連常任幹事・岩手県学校生協事業部企画課長)、大橋洋介さん(NPO法人宮城福祉オンブズネット「エール」理事長・弁護士)、北原康子さん(飯館村 相馬仮設住宅管理人)、大竹伸明さん(福島県消費生活課主幹兼副課長)で、各分野の震災後の支援活動と今後の課題について報告がありました。

 
昨年に引き続き、青森県消費者協会の方々の寸劇「買って食って飾って応援しよう!」があり、会場が盛り上がりました。全体会の後、9グループに分かれて分科会を行いました。
 
高瀬雅男副実行委員長(福島県消費者ネットワーク顧問・福島大学教授)の閉会挨拶後終了しました。

パネルディスカッション

青森県消費者協会の方々の寸劇