県連速報
第446号(2015.3.24)

2014年度冬灯油(20114年929日~2015年424日)の精算価格を決定しました!

 1.2014年度冬の生協灯油精算価格を以下のように決定し、暫定価格との差額1㍑当り5.0円(1缶18㍑当り90円)の割戻しを行います。
   

【すべて税込価格/単位:円】
 配達灯油精算価格  9/29-12/14  12/15-1/18  1/19-2/15 2/16-4/24 
 1㍑  1缶18㍑  1㍑  1缶18㍑ 1㍑  1缶18㍑    1㍑  1缶18㍑
お任せ給油  102.0  1,836  94.0  1,692  85.0  1,530  75.0  1,350
個 缶   103.0  1,854  95.0  1,710  86.0  1,548  76.0  1,368
「シーズン通し平均価格」は、1㍑87.13円・18㍑1缶1,568円です。
②シーズン中に800㍑以上利用された方には、1㍑当り0.5円の「総量値引き」を行います。総量値引き後の「シーズン通し平均価格」は、1㍑86.63円・18㍑1缶1,559円
です。

2.宮城県生協連は県内各生協と組合員の運動によって、以下の点を実現しました。

(1)総量値引き後の精算価格は、県生協連の灯油モニターによる県内60店舗の中の「安値10店」の平均通し価格1㍑当り86.97円(18㍑1缶当り1,565円)より安い価格となりました。 尚、モニター調査対象価格は、<誰でも利用できる価格>が基本になります。明らかな「抱き合わせ価格」や「SS周辺だけの配達対応価格」等と判断される場合については、対象から除外しています。地域が違って同じ配達店の場合は1店とみなし平均価格としています。
(2)2014年度精算平均通し価格18㍑1缶1,568円は、県生協連灯油モニター60店調べの平均通し価格1缶1,622円より、1缶当り54円安い結果となり、総額約8,031万円の家計支出削減に貢献できました

(3)資源エネルギー庁公表の平均通し価格1缶1,652円より1缶当り84円安い結果となり、総額約1億2,484万円の家計支出削減に貢献できました。

(4)『安心』『便利』生協灯油の利用結集のため、委員会・集い・ラクミー・請求書・ホームページ・灯油配達員チラシ配布・店頭ポスター・店頭のぼり(一部店舗)での案内を行い、灯油学習会・灯油モニター説明会を開催しました。

(5)要請行動も実施しました。

1023日(木) 東北6県連:経済産業局要請行動

1028日(火) 日生協主催:灯油問題学習懇談会

1030日(木) 宮城:宮城県要請行動

1128日(金) 経済産業省主催:東北灯油懇談会出席

1205日(金) 東北6県連:昭和シャル石油東北支店要請行動

1205日(金) 東北6県連:JX日鉱日石エネルギー要請行動

1208日(月) 宮城:宮城県議会へ陳情

122日(木) 宮城:県内首長宛要請書



●2015年度夏灯油暫定価格を決定しました!

1㍑88.0円  1缶・18㍑当り1,584円 (税込) 

※夏灯油価格は、例年通りお任せ給油のみとなります。仕入価格の変動によって暫定価格を変更することがあります。

1.配達期間とスケジュール

 2015年4月27日(月)~9月25日(金)

2.価格要因

(1)中東原油価格の先物価格は公表されていないため、WTI原油価格の先物価格より約110%高で夏灯油価格の見通し予測を出しています。※3/11現在の中東原油価格54.33ドル、WTI価格48.98ドル、為替122.21円

(2)この間の動きは120日を底値に6週連続で値上げ通達となっています。

(3)原油価格は、現在のイラク・イラン・リビア産油国の輸出量の変化、世界的需要と供給予測の見通しにより55ドル前後での動きとなっています。原油価格の安すぎ感から先高感はありますが、米国シェールオイル価格50ドル~60ドルから見て中東原油価格は60ドルを超すことはなく5358ドルでの変動予測、為替は120125円の予測から試算をしています。

(4)海外の通信社は、米国、中国、欧州の経済成長改善により下期に需要が回復するとの見方を示し、6月までに石油市場に大きな変化が見込まれず、OPECは次期総会まで現在の価格政策を維持する見通しとのことです。

(5)上記の状況から現在の卸価格が上昇する可能性は少なく、上がっても2.0円~3.0円と考えて今回の価格提案としています。

 
◆宮城県生協連は、今後も組合員の利用結集で安い灯油価格を実現するために、様々な運動に取り組んでいきます 

  

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