県連速報
第445号(2015.3.24)
●「ふるさとを放射能から守ろう!3.21みやぎアクション」が1000人の参加で開催されました

 3月21日(土)12時から仙台市民広場(市役所前)において、「福島原発事故を忘れない 女川原発再稼働を許さない!ふるさとを放射能から守ろう!3.21みやぎアクション」が開催されました。約1,000人が参加し、ライブパフォーマンス、野外集会などが行われ、参加者で集会宣言を確認後、市内繁華街の一番町商店街から仙台駅前まで、アピール行進を行いました。

 「女川原発の再稼働を許さない!2015みやぎアクション」が主催団体となり、生協あいコープみやぎ、子どもたちを放射能汚染から守り原発から自然エネルギーへの転換をめざす女性ネットワークみやぎ、東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センターなど13団体が共催団体となりました。宮城県生協連は賛同団体として参加しました。

  東日本大震災による東京電力福島第1原子力発電所の過酷事故から丸4年が経過しましたが、事故の原因究明や被害者への補償は不十分なままです。そのような中で政府は原発の再稼働を推し進めようとしています。今なお、福島の原発事故により12万人が避難、ふるさとに帰れない状態が続いています。このような状態を打開するため、多くの宮城県民や全国の人々に、そして世界に向けて「福島原発事故を忘れない、女川原発再稼働を許さない!ふるさとを放射能から守ろう!」を呼びかけることを目的に開催されました。

 第1部は、午後1時からライブパフォーマンスが開催されました。始めに女性9人からなる「みやぎ割烹着―ず」のパフォーマンスでは「核はいらない、戦争もいらない、平和があれば良い」と訴えました。また、アイドルグループ・橋本美香&制服向上委員会が、反原発ソングなど数曲を熱唱しました。
 第2部は、午後2時から野外集会が行われました。主催者を代表し鈴木宏一弁護士が、福島原発事故の収束、被災者への補償、女川原発や全国の原発の再稼働を許さない運動を広げようとあいさつをしました。
 福島原発告訴団の方から福島の現状と課題の報告がありました。
 その後、女川町議会議員3人の方からのメッセージ、加美町から参加の女性は県内の放射性廃棄物の最終処分場選定についての問題点と反対運動について報告しました。


鈴木宏一代表あいさつ 一番町商店街・アピール行進

  


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