県連速報
第451号(2015.6.16)

615日(月)、TPPから食とくらし・いのちを守るネットワーク宮城(以下、反TPPネットワーク宮城)とJAグループ宮城の主催による『TPPから食とくらし・いのちを守る6.15宮城県民集会』が開催され、約900人が参加しました。

 私たちの「食とくらし・いのちを脅かしかねない」TPP交渉の成否が、米国のTPA(貿易促進権限)法案の成立待ちという、重大な局面を迎えています。
 この重大な局面に際し、先の国会決議の実現はもとより、交渉内容の十分な情報開示のもとに、交渉の成否に関して、国民の意思が確実に反映されたものとなるよう内外に強く訴えるため、615日(月)、仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)において、『TPPから食とくらし・いのちを守る6.15宮城県民集会』が開催されました。
 反TPPネットワーク宮城加盟27団体の農協、漁協、森林組合、商業者、生協関係、医療関係、消費者団体などから、約900人が参加しました。
 はじめに、ネットワーク代表世話人で宮城県農業協同組合中央会の石川壽一会長が、主催者挨拶を行いました。宮城県議会の安藤俊威議長からのメッセージの紹介が司会からありました。
  続いて、TPPをめぐる情勢についての報告を、全国農業協同組合中央会農政部WTOEPA対策課の栗田雅司課長が行いました。
 その後、JAみやぎ登米稲作部会連絡協議会の千葉盛悦委員長、栗原市の農事組合法人しわひめスワインの石川輝芳組合長、宮城県森林組合連合会の長島昌幸総務部長、宮城県民主医療機関連合会の武井あおい理事、みやぎ生協の千葉博恵理事、TPP阻止大崎地域連絡会を代表し、TPP参加をやめさせたい大崎市議会議員の会の門間ただし会長の6人から、TPP交渉に断固反対の力強い意見表明をいただきました。
 「TPPから食とくらし・いのちを守る集会決議」について、JAあさひなの佐藤政悦代表理事組合長から提案があり、満場の拍手をもって採択されました。
 続いて、TPP交渉からの脱退に向けて、宮城県農協青年連盟の相澤宏樹委員長からの発声に合わせ、参加者全員で「ストップTPP」の用紙を掲げて、ガンバロー三唱を行いました。
 閉会挨拶を、ネットワークの世話人団体を代表し、宮城県森林組合連合会の浅野浩一郎代表理事専務が行った後、横断幕やのぼりを手に仙台市青葉区商店街をアピール行進しました。

石川壽一会長の主催者挨拶

 みやぎ生協の千葉博恵理事

アピール行進の様子

     


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