県連速報
第495号(2016.09.29)

●2016年度冬の生協灯油暫定価格を決定

1.今冬の配達灯油暫定価格は、以下の通りとします。

配達灯油暫定価格 

 1缶・18㍑(税込 )

 1㍑(税込)

 お任せ給油価格

 1,116円
(本体1,033円)

 62.0円
(本体57.4)

 個缶価格

 1,134円
(本体1,050)

 63.0円
(本体58.3)

2.配達期間 2016年9月26日(月)~2017年4月28日(金配達地域:県内全域(一部離島などを除く)

3.灯油価格の状況

2016年度冬灯油の暫定価格は、2015年度冬灯油の配達開始時暫定価格より、お任せ給油 1缶あたり288円安く、2016年夏灯油より72円安い価格としました。
灯油価格は、原油相場と為替相場の影響を受けます。原油相場は、1バレル45ドル前後と比較的低い水準で推移し、灯油の小売価格は18㍑1,116円と、2005年度並みの価格水準となっています。
県連では、安定供給と適正価格を求めて、取り組みをすすめていきます。資源エネルギー庁9月12日公表配達平均価格との差は、1㍑▲3.0円、18㍑▲54円となります。
こうしたなか、宮城県生協連は今冬の灯油価格を9月の県内灯油市況を下回る暫定価格を設定することによって、灯油の安定供給と価格の引き下げに努力し、組合員の家計負担を少しでも軽くすることに貢献していきます。 

9月23日(金)13時半からフォレスト仙台会議室において、 宮城県生協連の野崎和夫専務理事が、記者発表しました。

【取材マスコミ】
東北放送・東日本放送・宮城テレビ・仙台放送・NHK仙台放送局・河北新報など。


●9月23日(金)「宮城県生協連灯油対策本部」設置

 冬灯油供給開始にあたり「宮城県生協連灯油対策本部」を設置しました。
灯油情勢の変化に応じてメンバーへの情報提供や行政・元売への要請行動等迅速な対応で万全を期します。


●9月14日(水)「平成28年度東北地方液化石油ガス懇談会」が開催されました

9月14日(水)TKP仙台カンファレンスセンターにて、平成28年度東北地方液化石油ガス懇談会が開催されました。
宮城県生協連の野崎和夫専務理事が消費者委員として初めて参加し、日本生協連「わが家の電気・ガス料金しらべ」(5月分)の宮城県版(138人分)の集計結果を元に、LPガス料金のばらつきが大きいこと、「液化石油ガス流通ワーキンググループ報告書」にある課題(料金の透明化等)について確実に進めていくことが必要であること、エネルギーのシステム改革による自由市場形成には行政の関与が必要であること、消費者も参加した検証の場が必要であることなどについて発言しました。
「液化石油ガス懇談会」は、消費者、LPガス販売事業者、学識経験者や行政等の参加を得て、エネルギーを巡る環境変化を踏まえ、LPガスの流通や取引の適正化、災害に強いLPガスの防災・減災に対応した取組み等について、情報提供・意見交換を行い、関係者間での課題を共有化する懇談会です。経済産業省がエルピーガス振興センターに委託している事業で、全国9か所で開催されます。
当日は、みやぎ生協、コープ東北、岩手県消団連(2人)、地連(2人)からオブザーバー参加がありました。


実施主体    資源エネルギー庁 資源・燃料部石油流通課、一般社団法人 エルピーガス振興センター
参加者   <消費者委員>
福島県婦人団体連合会(菅野千江子理事)、宮城県消費者協会(松原祥枝事務局次長)、宮城県生協連(野崎専務)、山形県消費生活団体連絡協議会(今井さち子理事)、 岩手県地域婦人団体協議会(梶田佐知子事務局長)、秋田県地域婦人団体連絡協議会(小玉喜久子会長)、青森県消費者協会(大塚和則理事長)
<事業者委員
各県LPガス協会 福島(和田専務)、宮城(小埜寺会長)、山形(大場会長)、岩手県高圧ガス保安協会(佐藤専務)、秋田(船木専務)

<学識経験者
青森大学 末永洋一名誉教授

<自治体
山形県・宮城県の保安担当、宮城県消費・文化課川嶋登主事

<経済産業省
資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課 高野史広課長補佐

<東北経産局
資源エネルギー環境部中村部長他5、関東東北産業保安監督部東北支部保安課

   
 懇談会の様子  消費者委員の野崎和夫専務

 

  

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