県連速報
第496号(2016.09.29)

927日(火)『消費者のくらしと権利を守る37回宮城県生協組合員集会』を開催しました


9月27日(火)東京エレクトロンホール宮城大ホールにおいて、「消費者のくらしと権利を守る第37回宮城県生協組合員集会」が開催され、宮城県生協連加盟単協から920人が集まりました。


司会担当は、東北大学生活協同組合学生委員会委員長の成田瑶子さんと、生活協同組合あいコープみやぎ理事の成澤菜穂子さんが行いました。


宮本弘会長理事から主催者挨拶があり、ご来賓として、公明党宮城県本部副代表で仙台市議団団長の菊地昭一様民進党宮城県総支部連合会副代表で参議院議員の櫻井充様、日本共産党宮城県委員会副委員長の横田有史様、社会民主党宮城県連合幹事長で仙台市議団代表の辻隆一様からご挨拶いただきました。自由民主党宮城県支部連合会会長で衆議院議員の伊藤信太郎様よりご挨拶の予定でしたが、臨時国会の関係でご欠席となりメッセージを紹介しました。


続いて、宮城県生協連会員生協の活動について、みやぎ生活協同組合地域代表理事の高橋誠子さんから紹介がありました。


次に、リレーアピールが行われ、「安保法制関連法廃止に向けた取り組み」について、今年の815日で解散した、元SEALDs KANSAIメンバーの寺田ともかさんのビデオ映像と安保関連法案に反対するママの会宮城の代表佐々木理香さんから、法律は制定されてしまったが、あきらめずに仲間たちとともに学習し、廃案にするまで反対の声を上げていきたいとお話がありました。「5年経過後の被災者・被災地域の実態・課題」について、東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター事務所長の金田基さんからあり、震災からの生活再建に向けた行政などの支援に対し「平等」と「公平」ではまったく内容が違うというお話がありました。「貧困問題への取り組みについて」反貧困みやぎネットワーク事務局長で弁護士の鶴見聡志さんからあり、国民の貧困に対する無理解が社会的分断を招くこと、貧困は、対岸の火事ではなく、誰でもちょっとしたことで貧困に陥るような社会になっていることをお話されました。 


杜ノ響金管五重奏団の方々によるコンサート「音楽の力を、生きる力に」が行われ、ウエスト・サイド・ストーリー、サンバメドレーなどの演奏に、参加者から大きな手拍子がありました。


その後、松島医療生活協同組合の佐藤美穂子さんから、集会決議案が提案され、満場の拍手で採択されました。


実行委員長でみやぎ生活協同組合地域代表理事の緑上浩子さんの音頭で、シュプレヒコールを行いました。
アピール行進が雨天のため中止になりましたが、参加者は元気よく行っていました。消費者のくらしをめぐる問題について考え合い、アピールする場となりました。 

  

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