556号(2018.05.09)

●5月3日(木)『5・3憲法を活かす宮城県民集会2018』が開催され、1,300人が参加しました。

5月3日(水)仙台国際センターにおいて、『53憲法を活かす宮城県民集会2018』が開催されました。毎年憲法記念日の53日に、憲法を守る市民委員会・宮城県護憲平和センター・宮城憲法会議の3団体主催で、例年1,000人規模の集会のところ、今年は1,300人の参加がありました。
宮城県生協連が参加する「みやぎ9条懇話会(憲法を守る市民委員会・宮城憲法会議・護憲平和センター・戦争政策反対宮城県民会議・宮城県生協連)」では、9条を中心とする改憲問題を最重要課題とし、主催団体に参加し、会員生協から約30人が参加しました。

オープニングでは、朗読市民グループ「麦わら帽子の会仙台」が絵本『あなたこそたからもの』の群読を行い、「憲法って私たちのためにある」ということを朗読を通して伝えました。
講演は、半田滋さん(東京新聞論説兼編集委員)が「憲法に自衛隊を書き込むとどうなるの?~確実になりつつある改憲発議~」という演題で講演されました。記者として防衛庁を担当した経験から、日本はこれまでの専守防衛を超えて、着々と敵基地攻撃能力を増強してきたこと。安倍首相による9条への自衛隊加憲は、安全保障関連法で踏み切った集団的自衛権を制約のない形にするもので、そのことは憲法9条2項の交戦権の否認を空文化してしまうと話し、「あなたはどんな未来を願いますか?」と締めくくりました。

最後にアピール提案があり、満場の拍手で採択されました。(PDF)
その後、仙台市内をアピール行進しました。

 
絵本『あなたこそたからもの』を群読する「麦わら帽子の会仙台」(朗読市民グループ)
集会後、アピール行進を行ないました。
 
 講師の半田滋さん(東京新聞論説兼編集委員)  



      

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