584号(2019.06.13)

●6月12日(水)「10月消費税10%ストップ!ネットワーク」主催の『いま上げるべきではない。消費税10%ストップ!署名提出集会』 が開催され、宮城県第2次集約分8,189筆を国会へ提出してきました。 全国では492,104筆が提出されました。

日本経済・消費者・事業者の実情を踏まえ、10月からの消費税率10%の引き上げを何としても阻止しようと、昨年12月、映画監督の山田洋次さんなど著名な10氏が呼びかけて、「10月消費税10%ストップ!ネットワーク(略称、10%ストップ!ネット)」が結成され、『消費税、いま上げるべきではない』の国会請願署名が呼びかけられました。 消費税率引き上げをやめさせるネットワーク宮城(以下、消費税ネット)もこの趣旨に賛同し、「10%ストップ!ネット」の国会請願署名へ取り組むこととし、25日(火)から事務局団体をはじめ、団体会員・個人会員や関係者など多くの皆様に呼びかけ、320日(水)までに15,676筆、それ以降8,189筆を寄せていただきました。

6月12日(水)衆議院第1議員会館・大会議室において、「10%ストップ!ネット」主催の『いま上げるべきではない。』消費税10%ストップ!署名提出集会が開催され、全国から300人が参加しました。消費税ネットから、事務局団体である宮城県生協連の加藤房子常務理事が参加しました。

「10%ストップ!ネット」呼びかけ人の本田宏さん(医療制度研究会副理事長)が開会挨拶後、国会議員11人が参加し、小池晃参議院議員(日本共産党)、日吉雄太衆院議員(国民民主党)、福島瑞穂参議院議員(社会民主党)から発言がありました。

次に、参加国会議員へ、宮城県第2次集約分8,189筆を含め全国から寄せられた492,104筆の国会請願署名を提出しました。
続いて、「10%ストップ!ネット」呼びかけ人の住江憲勇さん(全国保険医団体連合会会長)から、「10%ストップ!ネット」のこの間の到達状況について、3月20日提出集会時に提出された署名が161,023筆、紹介議員数は衆議院33人、参議院24人、都道府県市町村でのネットワーク結成数が40団体、賛同者は、政党では立憲民主党・国民民主党・日本共産党・社民党・旧自由党、個人127人、47団体との報告がありました。

その後、会場からの発言があり、専修大学名誉教授の福島利夫さん、消費税をなくす愛知の会事務局長、消費税10%ストップ!静岡ネット事務局、消費税をなくす大田区の会、三重県医療関係者、消費税ネットの事務局団体である宮城県生協連の加藤房子常務理事から報告があり、引き続き消費税10%の中止を求める取り組みを進めていくことを確認しました。

「10%ストップ!ネット」呼びかけ人の東京大学名誉教授の醍醐聰さんからの閉会挨拶で終了しました。
なお、「10%ストップ!ネット」としては、自民党2019年政権公約に「全世代型社会保障の構築や財政健全化に向け、本年10月に消費税率を10%に引きあげる」と記載があることから、引き続き中止を求める運動を行うとの報告がありました。


国会議員へ署名提出の様子  集会参加者の様子


      

Copyright(C) 宮城県生活協同組合連合会 All rights reserved.無断転載を禁じます