652号(2022.10.03)

●『消費者のくらしと権利を守る第43回宮城県生協組合員集会』を電力ホールを会場にオンライン併用で開催しました

9月30日(金)「消費者のくらしと権利を守る第43回宮城県生協組合員集会」を、電力ホールより来場とオンライン併用で開催しました。来場者170人、各地の組合員集会室など13か所のサテライト会場および個人宅から約260人の視聴、あわせて約430人の参加がありました。司会を、みやぎ生活協同組合理事の佐々木英美さんが行いました。

冬木勝仁会長理事から主催者挨拶があり、3年ぶりに会場での開催ができたこと、今年度は原油高・物価高への高騰対策、ウクライナ侵攻をめぐる平和の課題、対策が急がれる環境・気候変動問題など、消費者の立場から消費者のくらしをめぐる問題について、各会員生協から選出いただいた実行委員会で検討し6つの集会テーマを掲げたことの報告がありました。

続いて、大学生協連合会東北ブロックの倉田貴子さんがナレーションを行い、宮城県生協連会員生協の活動の一部を写真とともに紹介しました。

次に、元NHKニュースキャスターの国谷裕子さんからのSDGsメッセージ動画“誰一人取り残さずに!”を上映しました。
上映後、リレーアピールを行い、「核兵器のない世界の実現に向けた取り組み」について、核兵器廃絶ネットワークみやぎ代表の木村緋紗子さんから、日本被団協の「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名」の取り組み、被爆者の思いについてお話されました。
「大学生の食を支える取り組み」について、学生支援団体はぐね代表の東北大学3年の狐野彩人さんから、新型コロナウイルス感染拡大の影響による家庭の経済状況の悪化、アルバイトの勤務時間制限による収入減などで生活に困っている学生に、少しでも明るい気持ちになってもらうため、食料品や日用品等を支援した取り組みについてお話がありました。
「気候変動対策のために今考えること」について、一般社団法人日本キリバス協会代表理事のケンタロ・オノさんから、地球温暖化は人類にとって、今すぐにくい止めなければいけない緊急の課題、SDGsが目指す持続可能な社会を実現するためには、世界中の人々が団結して、地球温暖化をくい止めるために行動を起こすことが求められている、太平洋に浮かぶキリバス共和国から見る気候変動、海洋プラスチック、経済開発の問題についてお話されました。

杜の弦楽四重奏団の4人によるコンサート「音楽で幸せなひとときを」が行われ、G線上のアリア、青葉城恋唄、荒城の月、東北民謡めぐりなどの演奏がありました。

最後に、実行委員長のみやぎ生活協同組合理事の藤本富江さんが集会決議の提案を行い、集会参加者の拍手で採択されました。

集会に対し、自由民主党宮城県支部連合会会長の西村明宏様、公明党宮城県本部代表の庄子賢一様、立憲民主党宮城県総支部連合会代表の安住淳様、日本共産党宮城県委員会委員長の中島康博様からメッセージを頂戴いたしました。

※集会決議(PDF)


 冬木会長理事挨拶   会員生協の活動紹介
   
リレーアピール(核兵器廃絶ネットワークみやぎ)  リレーアピール(学生支援団体はぐ ね)   リレーアピール(一般社団法人日本キリバス協会)
 コンサート(杜の弦楽四重奏団)  実行委員長による集会決議の提案と参加者の様子

●『消費者のくらしと権利を守る第43回宮城県生協組合員集会』終了後、記者発表を行いました

組合員集会終了後、県政記者会にて、消費者の立場から、私たちのくらしを取り巻く問題について、アピールすることを目的に、組合員集会の開催と集会決議について報告する記者発表を行いました。
参加者は、集会実行委員長でみやぎ生活協同組合理事の藤本富江さん、宮城県生協連の野崎和夫専務理事、加藤房子子常務理事です。






 

    

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