県連速報
第148号(2005.12.12)
 
●みやぎ生協は、輸入が再開がされる米国・カナダ産の牛肉・内臓を当面取り扱わないこととしました。

 本日12月12日、政府は、2003年12月以降輸入を禁止していた米国・カナダ産牛肉・内臓の輸入を再開することを決定しました。
 みやぎ生協は、この間、食品安全委員会や政府に対して、総合的なリスク評価の必要性や適切なリスク管理の実施を要望してきました。
 本日の決定に際し、あらためて、食品安全委員会においてリスク評価の前提とされた20ケ月齢以下、特定危険部位の除去などリスク管理が、米国及びカナダにおいて適切に実施されることを要望いたします。また、新聞各社のアンケート調査によると、6割を超える消費者が不安を感じるとの報道もあります。
 こうした状況を踏まえ、みやぎ生協では、米国・カナダ産牛肉・内臓を当面取り扱かわないこととし、将来の取り扱いについては、リスクコミニュケーションとメンバーのニーズや理解の進展を見極めながら慎重に判断してゆくことといたします。