県連速報
第149号(2005.12.28)

●12月26日、27日に生協連とみやぎ生協は灯油価格が大幅に値上がりしているなか、灯油の量確保と安定供給を求めるため、仙台の東北経済産業局と石油元売り1社に緊急要請を行いました。

東北経済産業局で要請
昭和シェル石油東北支店で懇談する
有馬理事と西村理事(みやぎ生協)
 12月に入り、異常寒波の到来で灯油価格が大幅な値上げになっています。
 灯油需要が本格化するこの時期、急遽石油元売りから、灯油需要の急増を受けて出荷量の制限を行うとの連絡が入り、生協連とみやぎ生協は東北経済産業局と元売り1社に対し安心できる灯油の量確保と、安定供給を万全の体制でのぞむこと、値上げを条件とした出荷規制や価格調整、更に便乗値上げが行われないよう調査・監視・指導を行うことを要請懇談しました。

経済産業局には、26日(月)、27日(火)に寒波の到来と灯油の需要が本格化しているこの時期に、再度国民の立場にたった灯油の「安定供給」と、「適切な価格」を実現する責任があり、安心できる灯油の量確保と安定供給を万全の体制でのぞむことを強く要請するとともに、元売り各社の灯油在庫の確認についても調査を依頼しました。
 27日(月)は、昭和シェル石油東北支店にも要請行動を行いました。元売り各社は安定供給に対して社会的責任があり、万全の体制で量確保と安定供給を行うことを要請しました。
寒波の到来で、灯油の需要が急増するなか、原油の高騰だけでなく、12月に入ってからは更なる灯油価格の値上げが実施されており、私たちの家計を圧迫し、くらしを直撃する厳しい状況となっています。年明けも寒波が続けば安定供給と価格の高騰が不安な状況です。今後も引き続き監視を強め国や元売りへの働きかけが重要です。

要請先:東北経済産業局
要請先:昭和シェル石油東北支店