県連速報
第228号(2008.10.01)
●第29回宮城県生協組合員集会を開催しました。

 9月30日(火)イズミティ21(仙台市泉文化創造センター)において、「消費者のくらしと権利を守る第29回宮城県生協組合員集会」が開催され、宮城県生協連加盟単協から1,005人が集まりました。

 芳賀唯史会長理事から主催者挨拶があり、ご来賓として、自由民主党宮城県支部連合会長衆議院議員 土井亨様、民主党宮城県第2区総支部長 斎藤やすのり様公明党宮城県本部幹事長 笠原哲様、日本共産党宮城県委員会宮城県議会議員 遠藤いく子様、社会民主党宮城県連合仙台市議会議員 八島幸三様、各政党からご挨拶いただきました。

 活動報告として、松島医療生協の「後期高齢者医療制度廃止の闘い」、みやぎ生協の消費生活研究会メンバーによる寸劇「こんな時どうする?」、あいコープからは「のら牛プロジェクト」の発表がありました。

 学習講演として、小泉武夫東京農業大学教授より「食品の安全性と自給率の関係は?」と題して講演がありました。「日本はこのままの食料輸入を続ければ、食料疎開が起こる可能性がある。農業文化を勧める必要性、税金は国民の生命を守る観点から使ってもらいたい。バイオエタノールには反対の立場である。」など、ユーモアもまじえながらのお話でした。

 その後、集会決議採択、アピール行動提起、シュプレヒコールを行い閉会しました。

小泉武夫東京農業大学教授 集会決議の様子
【小泉武夫教授の著書】
『酒の話』(講談社現代新書) 『発酵』(中央公論社・中公新書) 『いのちをはぐくむ農と食』(岩波ジュニア新書)
『食と日本人の知恵』(岩波新書) 『食あれば楽あり』(日本経済新聞社) 『人間はこんなものを食べてきた』(日本経新聞社)

●「異常な原油高騰からくらしを守る生協組合員100万人署名」街頭署名活動を実施しました

 集会終了後、実行委員、みやぎ生協の地域代表理事・専門委員会の委員・職員の方々が、地下鉄泉中央駅と一番町フォーラス前にて「異常な原油価格高騰から暮らしを守る施策を求める」街頭署名活動を行ないました。

 参加者のがんばりのおかげもあり、平日の午後にもかかわらず多くの方が署名にご協力くださいました。地下鉄泉中央駅で146筆、一番町フォーラス前では318筆、合計で464筆の署名を集めることができました。
 なお、一番町フォーラス前に仙南加工連からもご参加いただけまして、『豆蔵くん』も街頭署名活動に協力してくださいました。街頭署名活動の参加者のみなさま、本当にお疲れさまでした。

●宮城県に対して「原油価格高騰からくらしを守る施策を求める要請書」を提出しました。

 9月30日(火)生協組合員集会終了後、宮城県に対し「原油価格高騰からくらしを守る施策を求める要請書」を環境生活部生活・文化課の白石光雄参事兼課長に提出しました。

 県からは生活・文化課 佐々木信一課長補佐、佐久間主事、村上善彦主事が出席し、生協連からは齋藤昭子専務理事、加藤房子常務理事、河野雪子事務局長、みやぎ生協からは齋藤章子理事、大友千佳子理事、大村美智子理事、西野さかえ理事、本郷弘一委員、阿部文子委員らで懇談しました。
 要請項目についての回答を文書でいただくこととしました。

県への要請文書:PDF