県連速報
第295号(2010.12.27)

2010年度生協冬灯油暫定価格を変更します。

仕入価格の高騰により、生協冬灯油の暫定価格を、2011年1月3日(月)より、「お任せ給油」1g88.0円、「個缶価格」1g89.0円に改定します

対象期間

 

104日〜201112

201113日(月)より

暫定価格(税込)

 

118g

1g

118g

1g

お任せ給油価格

1,404

78.0

1,584

88.0

個缶価格

1,422

79.0

1,602

89.0

【価格改定の理由】

 9月までの原油価格は、1バレル当り7080ドルであったものが、10月以降上昇を始め、12月に入ると90ドルを突破する勢いです。これは、中国の内需拡大や米経済の株価の上昇、投機マネーの流入が原因であり、今後も高値が続く見込みです。冬シーズンに入り、原油価格上昇にともない仕切価格も上昇、石油元売各社の新たな仕切り価格体系により、元売の経費転化がすすみ、原油市況の上がり幅より高い仕入れ価格の上昇となっています。
 このような背景により、冬灯油シーズン突入の10月初旬と比べ生協の仕入価格も上昇を続け、12月下旬には、1g当り10円もの値上げ幅となっています。生協の仕入価格の大幅値上げの中で、灯油は生活必需品であり12月までは値上げせずにきましたが、このまま暫定価格を継続することが困難な状況になりました。
 宮城県生協連では、東北経済産業局や宮城県及び石油元売に対し、県民の生活を守るために県民の立場にたって、この冬場を安心して暮らせる灯油の数量確保と価格の安定を最優先に行ってもらうよう要請行動を実施してきました。今後も、灯油の安定供給を求め運動をすすめてまいります。
 
引き続き生協配達灯油への利用結集をお願い致します。