第296号(2011.1.13)
●1月12日(水)、消費者庁・全国消費者団体連絡会主催による「東北ブロック 地方消費者グループ・フォーラム 〜あなたとわたしの交流ひろば、みんなで築こうネットワーク〜」が開催され、東北6県の消費者行政担当職員や消費者団体・消費者グループから130人が参加しました。
1月12日(水)、仙台ガーデンパレス(仙台市宮城野区榴岡)において、「東北ブロック地方消費者グループ・フォーラム」が開催されました。
地域の消費者行政の充実・強化を図るためには、行政と各地域の消費者や関係団体との連携・協働が不可欠です。そのために、地域の消費者問題に携わる団体やグループ、地方自治体、弁護士会等が集まり、日頃の活動の交流と意見交換を通じて、地方消費者行政を充実・強化することが目的です。
フォーラムは全国8ブロックで開催されますが、東北ブロックが全国で最初の開催です。
東北6県の消費者団体・消費者グループが実行委員会を立ち上げ、フォーラムの運営・開催を行いました。
野崎和夫実行委員長(宮城県生協連専務理事)の開会挨拶後、消費者庁の福嶋浩彦長官が挨拶され、「地域の消費者行政活性化のためには、消費者間のネットワーク化と、行政が消費者目線に立つことが求められる。」と話されました。
その後、消費者庁地方協力課の林俊行課長から消費者庁発足後の取組み状況について、内閣府消費者委員会事務局の諏訪園貞明参事官から地方消費者行政専門調査会での検討課題について、岩手県民生活センターの工藤啓一郎次長から岩手県における消費者行政推進についての報告がありました。
青森県消費者協会と長井市消費生活の会が、寸劇を行いました。
消費者信用生協の藤澤俊樹さんから行政との連携による生活支援活動について、新しい消費者行政を創る宮城ネットワークの小野寺友宏弁護士から市町村における消費者行政の実態と課題についての報告がありました。
全体会の後、10グループに分かれて分散会を行いました。
小野寺友宏副実行委員長(新しい消費者行政を創る宮城ネットワーク事務局長)の閉会挨拶後終了しました。
福嶋浩彦長官
青森県消費者協会の寸劇の様子
長井市消費生活の会の寸劇の様子