県連速報
第297号(2011.2.15)

29日(水)『おだづなヨ!!消費税アップ!?緊急学習会第8弾』(主催:消費税率引き上げをやめさせるネットワーク宮城)を開催しました。

 2月9日(水)エルパーク仙台5階セミナーホールにおいて、学習会が開催され140人の参加者がありました。
 沼倉優子代表世話人(みやぎ生協副理事長)による主催者挨拶の後、学習会に入りました。
 講師に、日野秀逸さん(日本医療福祉生協連副会長理事・東北大学名誉教授)を招いて、『消費税率の引き上げは、国民のためにならない!!』と題してご講演いただきました。『菅直人政権が唱えている「財政再建のために消費税率引き上げが不可欠、社会保障財源確保のためには消費税率引き上げが不可欠」というのは、国がどのような財政政策を選ぶかで決まる。憲法9条と25条を土台に考えれば、社会保障を充実させ、個人消費を豊かにし、公共事業は国民生活に密着したものを厳選し、軍事費偏重を許さない社会の確立を優先させるべきである。財政再建というが、実は日本全体の財政はいたって健全で、世界一の金貸し大国である。応能負担の原則に立ち返れば、消費税増税なしで間に合う。』と説明されました。
 その後、佐藤誠志さん(仙台アパレル小売専門店協会副会長)が、「消費税増税反対の緊急アピール」(PDF)を読み上げました。参加者には、「消費税率引き上げ反対わたしの声」(PDF)の提出をお願いしました。最後に、伊藤貞夫代表世話人(宮商連会長)が、「当ネットワークのような活動を継続し、運動を進めていくことがますます重要になってきている。緊急アピールとわたしの声は、今後、消費税率引き上げ反対の要請行動に活用していく。」と閉会挨拶をし終了しました。

開会挨拶をする沼倉優子代表世話人

講師の日野秀逸さん