県連速報
第321号(2011.10.14)

2011年度灯油学習会」を開催しました。

 1013日(木)午前1030分よりフォレスト仙台第2フォレストホールにおいて、『2011年度灯油学習会』を開催しました。2011年度宮城県生協連灯油モニター、みやぎ生協、生協あいコープみやぎから111人が参加しました。
 はじめに、宮城県生協連の野崎和夫専務理事が開会挨拶を行いました。続いて、生協灯油DVD紙芝居「ホッとする約束」(2009年度作成)を上映しました。
 その後、「今年の冬の灯油事情―震災時の状況と今年の見通し―」と題して、みやぎ生協共同購入商品本部の河野敏彦部長からお話がありました。震災発生時の状況についての説明があり、6製油所(国内全体の3割を占める)が稼動停止し、しかも、仙台・鹿島・千葉は深刻な状況にあり、仙台製油所は来年3月まで稼動できないこと、被災地の給油所は多数稼動不可能な状態で、タンクローリー約150台以上が被災・流出したことや、生協が灯油を確保するまでの流れを詳細にお話いただきました。
 また、今年の見通しについて、価格に関しては原油価格の変動に左右され、石油元売の管理下にある、供給量は、絶対量は全国的にみると存在するが、天候などで局地的に不足する恐れがあるため、大雪などへの備えは、各家庭での在庫準備が必要になるであろうということです。
 震災後に内閣府被災者支援特別対策本部に生協灯油の供給要請を行った結果、石油元売へ出荷指示を出してもらえたことは、県内全域に配達している生協灯油が生活必需品として認められたことであり、今後の運動を展開していく上では重要なことだとも話されました。

【取材マスコミ】東日本放送、東北放送

●「2011年度宮城県生協連灯油モニター説明会」を開催しました。

 1013日(木)午後1時よりフォレスト仙台第2フォレストホールにおいて、「2011年度宮城県生協連灯油モニター説明会」を開催しました。
 今年度は、みやぎ生協と生協あいコープみやぎか62人の登録があり、当日は53人の灯油モニターが参加しました。灯油モニターの価格調査の意義と重要性や価格調査に関する調査方法、報告のルールについて確認し、正確な調査を行うために、情報交換を行いました。