県連速報
第322号(2011.11.08)

114日(金)『TPP交渉参加反対、食・暮らし・いのちを守る宮城県民集会』が開催され1,700人が参加しました。


 11月4日(金)仙台サンプラザにおいて、JAグループ宮城と宮城県協同組合こんわ会の主催による『TPP交渉参加反対、食・暮らし・いのちを守る宮城県民集会』が開催され、農林水産業・医療関係者・商業者・消費者など1,700人が参加しました。
 JA宮城中央会の菅原章夫会長が主催者挨拶を行い、JA宮城中央会の佐藤純一常務理事から、TPPにおける情勢報告がありました。来賓として出席した、民主党の斎藤恭紀衆議院議員、自民党の小野寺五典衆議院議員・秋葉賢也衆議院議員・熊谷大参議院議員、公明党の井上義久衆議院議員、共産党の高橋千鶴子衆議院議員、社民党の菅野哲雄県連代表の方々から、TPP交渉参加反対の意思表明がありました。
 その後、『TPP反対』のリレーメッセージが、加美よつば農業協同組合の池田衛代表理事組合長、JAみやぎ亘理の木村律子女性部長、宮城県漁業協同組合の高橋洋青年部長、みやぎ生協の沼倉優子副理事長、宮城県生協連の加藤房子常務理事の5人からありました。集会アピールの採択後、会場の参加者全員で「TPP交渉参加は断固反対」のガンバロー三唱を行い閉会いたしました。



115日(土)『憲法9条を守り生かす宮城のつどい2011』が開催され、1,963人が参加しました。

 115日(土)仙台サンプラザにおいて、「みやぎ憲法九条の会」主催、県内各「九条の会」協賛による『輝け世界に!伝えよう未来へ!憲法9条を守り生かす宮城のつどい2011〜ともに歩もう いのち・見つめて〜』が開催され、1,963人と過去6回の「つどい」の中で最大の参加者数となりました。
 第1部の講演は、益川敏英さん(ノーベル物理学賞受賞・九条科学者の会呼びかけ人)が「科学と平和」という演題で講演されました。益川さんは高校から大学院の時代にリアルタイムで知っていたベトナム戦争から何を学ぶか、科学の役割とは何か、科学は中性だが科学者はどういう使われ方をするかに関心を払うべきだ、などを1時間5分に渡り、熱く語られました。その後25分間の質問に答えるセッションで、二人の女性質問者の問いに益川さんが答え、場内に笑いが溢れました。
 第2部は、民族歌舞団ほうねん座の軽快な民謡と踊り「東北 いのちの躍動」公演を楽しみました。最後にアピール提案があり、満場の拍手で採択されました。また、参加者から54万円のカンパをいただきました。
オープニング
合唱「ふるさとの山影」
宮城のうたごえの皆さん
講師の益川敏英さん
(ノーベル物理学賞受賞)
(九条科学者の会呼びかけ人)
会場の様子 質問タイム 民族歌舞団ほうねん座の獅子踊り