県連速報
第326号(2011.12.15)

東北6県の生協連からの代表者が、石油元売会社に対し、灯油の安定供給と適正価格での供給を求めて要請行動を行いました。

 震災の影響で、東北唯一の仙台製油所が来年3月まで稼動しないことや、沿岸部の供給機能の低下のため、今年の灯油の安定供給については大変心配です。こうしたなか、石油元売として、どのような取り組みをしているか聞いてきました。輸送方法を変更するなどして、各社の在庫は昨年より多く積み増している説明を受けました。
 
原油価格は、イラン情勢問題・欧州債務危機問題により、中東原油価格が高値で日々変動しています。JX日鉱日石エネルギーの担当者から「需要期である灯油価格を値上げしている。」との話がありました。今年の灯油価格は原油価格の変動により、高値で安定してしまっています。
 石油元売は通常の供給量は確保してきていますが、天候などで局地的に不足することも考えられます。例年以上に、各家庭での在庫準備が必要になってきます。今後もよりいっそう運動を強化していきたいと思います。

日 時 12月9日(金)14:00〜15:00
要請先 JX日鉱日石エネルギー株式会社東北支店(要請書:PDF)
対応者 橋本伸也業務グループマネージャー、菊野英樹担当マネージャー、田中耕平シニアスタッフ
参加者 齋藤昭子会長理事・野崎和夫専務理事(宮城県生協連)、吉田敏恵専務理事(岩手県生協連)、斎藤浩輝事務局員(日本生協連)、木村孝統括(みやぎ生協)、藤原真帆理事(いわて生協)


 橋本伸也業務グループマネージャーに要請書を手渡す藤原真帆理事


 


日 時 12月14日(水)14001500
要請先 昭和シェル石油株式会社東北支店(要請書:PDF)
対応者 石倉利康企画課長
参加者 齋藤昭子会長理事・野崎和夫専務理事・加藤房子常務理事(宮城県生協連)、斎藤浩輝事務局員(日本生協連)、木村孝統括(みやぎ生協)、磯田朋子常務理事・藤原高宏事業部長(いわて生協)



 磯田朋子常務理事が
石倉利康企画課長に要請書を提出