第343号(2012.07.10)
●『子どもたちと妊産婦を放射能から守るための体制の確立を求める請願書』が7月6日(金)の県議会本会議にて全会一致で採択されました。
宮城県生協連、みやぎ生協、生協あいコープみやぎなど県内92団体でつくる「子どもたちと妊産婦を放射能から守る県連絡会」が提出した放射能対策の強化を求める請願が、7月4日(水)県議会保健福祉常任員会で採択され、6日(金)県議会本会議にて全会一致で採択されました。●7月6日(金)仙台国際センター大ホールにおいて、『2012国際協同組合年(IYC)宮城県記念イベント』を開催し、農協や漁協、森林組合、生協関係者など約900人が参加しました。
記念イベントに先駆けて、JA宮城中央会、県生協連、県漁協、みやぎ生協、全労済宮城県本部、大学生協東北事業連合など賛同した12団体を構成団体とする、IYC宮城県実行委員会の設立委員会が同日開催され、県内の協同組合が相互に交流しながら、よりよい社会に向けての広報活動をこの1年間、取り組むことを確認しました。
記念イベントでは、実行委員長で、JA宮城中央会の菅原章夫会長が開会挨拶を行いました。その後、劇団わらび座による「ミュージカル おもいでぽろぽろ」を鑑賞した後、国際協同組合年アピールを、副実行委員長で、県漁協の菊地伸悦経営管理委員会会長が提案し、満場の拍手で採択されました。閉会挨拶を副実行委員長で、県生協連の齋藤昭子会長理事が行い終了しました。なお、宮城県協同組合こんわ会2012年度委員総会も、同日開催されました。
IYC宮城県実行委員会 IYC宮城県実行委員会の設立委員会の様子 委員長 宮城県農業協同組合中央会 会長 菅原章夫 副委員長 宮城県生活協同組合連合会 会長理事 齋藤昭子 宮城県漁業協同組合 経営管理委員会 会長 菊地伸悦 監事 日専連宮城県連合会 会長 山口哲男 宮城県森林組合連合会 代表理事会長 鈴木健一
●7月9日(月)「消費者行政の充実強化をすすめる懇談会みやぎ」(以下、消費者懇と略す)の2012年度幹事会を開催しました。
7月9日(月)フォレスト仙台2階第6会議室において、消費者懇の2012年度幹事会を開催し、構成団体から18人参加しました。
齋藤昭子座長(県生協連会長理事)の開会挨拶後、事務局の加藤房子常務理事(県生協連)が、第1号議案「2011年度活動報告」、第2号議案「2012年度活動計画」、第3号議案「座長、副座長、事務局長の任命」の提案を行い、承認されました。
その後、『原発ゼロの社会の実現に向けて』と題して、全国消費者団体連合会の阿南久事務局長を講師に、学習をしました。ご自身の原子力委員会「新大綱策定会議」専門委員という立場から、政府における審議の実態、問題点について、非常に分かりやすくお話いただきました。東京電力は、福島第一原子力発電所の事故の責任をまったく果たしていないのに、電気料金を値上げしようとしている。政府は、国民に対して『エネルギー問題』に関して選択を迫ってきている。多くの国民が、政府の開催する「エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会」に参加し、「エネルギー・環境戦略に関するパブリックコメント」に意見を出していく必要があると強く訴えていました。
講師の阿南久事務局長
・国民的議論特設ページ(7月7日開設) http://www.sentakushi.go.jp/
・エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会 http://kokumingiron.jp/
・エネルギー・環境戦略に関するパブリックコメント http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf