県連速報
第344号(2012.07.27)

726日(木)「消費者行政の充実強化をすすめる懇談会みやぎ」(以下、消費者懇と略す)の2012年度第1回消費者行政部会を開催しました。


 
7月26日(木)フォレスト仙台5501会議室において、消費者懇の2012年度第1回消費者行政部会を開催し、構成団体から部会メンバー8人が参加しました。 沼倉優子副座長(みやぎ生協副理事長)の挨拶後、(株)東北電力宮城支店お客さま本部営業統括リーダー 菊池洋幸部長を講師に迎え、「電気料金のしくみ」についての学習を行いました。電気料金の決め方に関して1時間の予定でしたが、再生可能エネルギー固定価格買取制度の概要についての説明に対し、参加者から質問や意見がたくさん出たため、1時間以上かかってしまい、電力量料金を算定するための燃料費調整制度についての説明をしていただく時間がなくなってしまいました。そこで、日を改め、もう1度学習会のみを行うことにしました。
 
2012年8月分の電気料金から、再生可能エネルギー賦課金が徴収されるなど、この間の国の制度の改正により、電気料金のしくみが変わってきました。また、原発事故をうけ、国が「エネルギー・環境に関する選択肢」を国民に意見を求めています。毎月の電気料金の請求額がどのように決められているのかを学習することも、消費者力アップにつながると考えます。
 学習後、消費者懇の加藤房子事務局長(県連常務理事)から、「2012年度第1回仙台市消費生活審議会」報告があり、みやぎ生協の向井優子消費者行政担当から、「市町村消費者行政充実のための交流会」参加報告がありました。最後に、「2012年度消費者行政部会活動計画」を確認し終了しました。

講師の菊池洋幸さん(東北電力) 部会の様子