県連速報
第365号(2013.02.08)

●2月6日(水)、北海道・東北の各生協連では、灯油の「適正価格と安定供給」「行政の施策強化」を求め、経済産業省、消費者庁、石油連盟に対し、要請行動を行いました。

 今冬の灯油価格は、18g1缶で1,800円を超える価格水準となり、2008年の原油高騰時に次ぐ価格水準となっています。生活必需品である灯油の高騰は、大震災や経済不況の影響を受けている地域経済や家計を直撃しています。さらに12月以降の灯油価格は断続的・大幅な値上げとなっており、しかも、原油価格の上昇に比べて灯油価格は極端に値上げされています。冬場の暖房の多くを灯油に依存している北海道・東北の住民の生活への影響は、深刻度合いを増しています。
 灯油価格の高騰が、被災地のくらしや地域経済に大きな打撃を与えることから、26日(水)、北海道・東北の各生協連は、経済産業省(要請書:PDF)、消費者庁(要請書:PDF)、石油連盟(要請書:PDF)に対し、灯油の適正価格と安定供給などを求めるため、要請行動を行いました。
 応対した経済産業省の平将明大臣政務官から「灯油価格だけがガソリンに比べて高騰しているということについては、状況を確認し懸念しているようなことであれば指導する。」とお話がありました。
 石油連盟からは、「価格については石油連盟がコメントする立場にない。」ということでした。


平将明経済産業大臣政務官(中央)

消費者庁担当者(右)

石油連盟での要請懇談の様子

対応者

要請参加者

●経済産業省

 平将明経済産業大臣政務官

  内閣府大臣政務官・衆議院議員

●消費者庁 消費生活情報課

 日下部英紀企画官

●石油連盟

 調査・流通業務部

 田中英樹部長

 広瀬晋也グループ長

 百瀬やよいグループ員

北海道生協連 前川和広専務理事

青森県生協連 西田俊三事務局長 

岩手県生協連 吉田敏恵専務理事

宮城県生協連 野崎和夫専務理事

福島県生協連 熊谷純一会長

日本生協連  住吉登事務局長

日本生協連  伊藤治郎渉外部長