県連速報
第389号(2013.09.20)

2013年度冬の生協灯油暫定価格を決定

1.今冬の配達灯油暫定価格(消費税込)は、以下の通りとします。

お任せ給油価格 1100.0 18㍑1缶1,800
個缶価格 1㍑101.0円 18㍑1缶1,818
2012年度冬シーズンの配達量の構成比は、お任せ給油78.3%、個缶21.7%でした

2.配達期間 2013年9月30日(月)~2014年4月25日(金)   ※配達地域 県内全域(一部離島などを除く)

3.灯油価格の状況

 
中東原油価格は、1バレル105110ドルと高値が継続しています。また、経済政策による円安により1ドル100円程度と昨年に比べて約20円円安になっています。そのため、2013年度の冬灯油暫定価格は、原油が異常高騰となった2008年以来の高い価格水準となっています。
 
原油価格の上昇要因として、欧米経済の回復期待・イラン核開発問題・エジプト・シリア情勢の緊迫化など予測が難しい情勢があります。今後の動きを注目していく必要があります。
 
9月9日生協独自調査(20件)の宮城県内価格は、1㍑平均101.3円であり、99日発表の資源エネルギー庁報告によると1㍑平均102.6円でした。 こうしたなか、宮城県生協連は今冬の灯油価格を9月の県内灯油市況を下回る暫定価格を設定することによって、灯油の安定供給と価格の引き下げに努力し、組合員の家計負担を少しでも軽くすることに貢献していきます。

 919日(木)11時から県政記者会(県庁)にて、マスコミに対し宮城県生協連の野崎和夫専務理事が報告しました。
  【取材にきたマスコミ】東北放送・東日本放送・宮城テレビ・仙台放送・NHK・河北新報・朝日新聞・毎日新聞・産経新聞・燃料油脂新聞
 記者発表する野崎専務理事


9月19日(木)「宮城県生協連灯油対策本部」を設置しました。

 灯油価格が高値で暮らしを直撃する厳しい状況から、「宮城県生協連灯油対策本部」を設置しました。灯油情勢の変化に応じてメンバーへの情報提供や行政・元売への要請行動等迅速な対応で万全を期します。