県連速報
第391号(2013.10.02)

9月25日(水)、東北6県の生協連の代表が、東北経済産業局に、灯油の安定供給と適正価格に関する要請行動を行ないました。

 東北に住む私たちにとって「灯油」は欠くことができない命やくらしを守る生活必需品です。今冬の灯油価格は、18リットル1缶で1800円となり、2008年の原油高騰時に次ぐ高い価格水準となっています。原油高や経済政策による円安の影響で、原油価格が高騰し、食料品や水光熱費などの諸物価の値上がりが生活を圧迫し始めています。これから冬を迎えるにあたり、経済弱者に対しての灯油高騰時の救済策やくらしを直撃する灯油・物価高への対応策を求め、東北経済産業局に要請しました。(要請書PDF)

◆要請行動参加者

東北経済産業局

資源・燃料課:石森武博課長、鈴木清美課長補佐、村上健一総括係長他

生協連

北海道連:川原敬伸事務局長  青森県連:西田俊三事務局長
秋田県連:村上清志事務局長  岩手県連:吉田敏恵専務理事
山形県連:大友廣和専務理事
宮城県連:齋藤昭子会長理事、野崎和夫専務理事、木村孝統括(みやぎ生協)
日本生協連東北地連:斉藤浩輝事務局員

10月1日(火)、北海道・東北の生協連では、灯油の「適正価格と安定供給」「行政施策の強化」「灯油購入支援策」を求め、経済産業省、消費者庁、総務省に対し、要請行動を行いました。

 生活必需品である灯油の高騰は、大震災や経済不況の影響を受けている地域経済や家計を直撃します。冬場の暖房の多くを灯油に依存している北海道・東北の住民の生活への影響は、なおさらです。
  灯油価格の高騰が、被災地のくらしや地域経済に大きな打撃を与えることから、10月1日(火)、北海道・東北の生協連は、経済産業省、消費者庁、総務省に対し、灯油の適正価格と安定供給のための行政施策の強化や灯油購入支援策などを求め、要請行動を行いました。
 北海道、東北地区の灯油の利用実態やこの間の価格の上昇状況について伝え、灯油の価格水準を引き下げる行政施策等を要望しました。また「福祉灯油」等の支援策の実施について要望しました。

経済産業省 消費者庁 総務省

要請書PDF

要請書PDF 要請書PDF

対応者

要請参加者

経済産業省 資源エネルギー庁資源・燃料部石油流通課
  笛木知之課長補佐
●消費者庁 消費生活情報課
  谷本信賢企画官
  前田直子政策企画専門職
●総務省 自治財政局財政課
  江戸将志企画係長
  蔵光良総務事務官

岩手県生協連   吉田敏恵専務理事
山形県生協連   大友
廣和専務理事 
宮城県生協連   野崎和夫専務理事
日本生協連北海道東北地連 住吉登事務局長日本生協連渉外部渉外担当 前田昌宏