県連速報
第398号(2013.11.29)

●「平成25年度東北地方灯油懇談会」報告 

 11月27日(水)ホテル法華クラブ仙台において、東北経済産業局の主催で「平成25年度東北地方灯油懇談会」が開催され、みやぎ生協共同購入商品部長の陣内とし子さんが参加しました。他、東北6県の消費者団体、JX日鉱日石エネルギー株式会社東北支店、昭和シェル石油株式会社東北支店、全国石油商業組合連合会東北支部、全国農業協同組合連合会燃料部南東北石油事業所、石油連盟、学識経験者、資源エネルギー庁、東北経産局、石油情報センターから17人が参加しました。
 
「石油製品の安定供給に向けた取り組みについて」「わが国の灯油需給について」「わが国の灯油価格について」各担当者から報告があり、その後、消費者団体から事前に出された質問に対しての回答が行なわれました。
 陣内部長から「地域間の価格格差の要因として考えられることは、備蓄タンクからの配送運賃の違い、元売各社の週次通達価格と仕入れルートによる卸価格の違い、ホームタンク給油とポリ缶給油比率の違いによる配達コストによって、価格の違いが生じる。しかし、現状は価格競合による価格差が大きな要因と思われる。みやぎ生協は1缶から離島を除き県内全域・同一価格での配達を行っている。」と発言がありました。
 消費者団体からは、「需要期に灯油価格が高騰するのは何故なのか。」「灯油価格の値上がりは、消費税増税もあり不安だ。」「他油種に比べ、灯油の価格だけ高くなるのはなぜなのか。」などの意見が出されました。
●ユニセフ緊急募金「フィリピン台風」にご協力お願いします!

 
11月8日、フィリピンに上陸した台風ハイエンは、多くの地域に甚大な被害をもたらしました。推計では約400万人の子どもたちが被災したとされています。
 ユニセフ(国際連合児童基金)は、緊急物資の配送を急ピッチで行っています。フィリピン国内に備蓄していた3000世帯分の栄養不良治療用食品や医薬品、水と衛生分野の支援物資は被災地域に向けて送られました。コペンハーゲンにあるユニセフ物資供給センターからは13万米ドル分の支援物資が空輸されています。壊滅的な被害の状況が明らかになる中、当初予想していた数よりももっと多くの子どもたちが被災していることが判明しています。甚大な被害から逃れた子どもたちも、今後生き延びるために緊急の支援を必要としていることから、ユニセフは緊急募金を呼びかけました。
 被災地の子どもたちを守るため、緊急募金へのご協力をお願いいたします。

<フィリピン台風緊急募金>
郵便局(ゆうちょ銀行)振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「フィリピン台風 K1-040 宮城県ユニセフ協会」とご記入ください.
*窓口送金は手数料は免除されます