県連速報
第401号(2014.01.06)

2013年度生協冬灯油暫定価格を変更します

仕入価格の高騰により、生協冬灯油の暫定価格を、2014年1月18日(土)より、「お任せ給油」1㍑105.0円、「個缶価格」1㍑106.0円に改定します。

 

対象期間

 

930日~117

118日~

暫定価格
(
税込)

 

118

1㍑

118

1㍑

お任せ給油価格

1,800

100.0

1,890

105.0

個缶価格

1,818

101.0

1,908

106.0

【価格改定の理由】

  1. 暫定価格提案時の予測から原油価格は100110ドルの予測範囲内での動きとなっていますが、為替は予測95100円を超過し102107円と円安が進んでいます。為替相場は好調な株式市場の動きを受け、投資家が安定資産の円を売ってリスクを取る動きが広がったことにより円安が進んでいます。原油価格は米国債務問題やイラン核開発協議に関する暫定合意などにより一旦下がりましたが、米国の堅調な経済指標や企業の大型M&A(企業の合併・買収)を追い風に株式市場が上昇したことで原油価格も再び上昇に転じています。
  2. 生協への納入価格は928日から1220日までに、7.43円の値上げ通達となっています。原油価格が2.92円の上昇に対して大幅に高くなっているのは、元売が需要期の灯油の値上げ幅を他油種より高くしていることです。加えて元売は上期販売コストを下げて販売していましたが、ガソリンの需要が減ったことで利益が取れていませんでした。利益回復の為に需要期に入った灯油の利益高を通常に戻したことで急激な値上げとなっています。

家計への影響を最小限にするために、暫定価格を変更せずにきましたが、今後も値上げされることが予測されるため、暫定価格を変更いたしました。

宮城県生協連灯油対策本部は、引き続き関係省庁等に対し、要請行動を行う予定にしております。