県連速報
第405号(2014.01.27)

1月24日(金)、東北6県の生協連の代表が、東北経済産業局に、灯油の安定供給と適正価格に関する要請行動を行ないました。(要請書:PDF)

 東北に住む私たちにとって「灯油」は欠くことができない命やくらしを守る生活必需品です。
 配達灯油の価格は、資源エネルギー庁発表の調査によれば114日現在18リットル1缶で1,924円の価格水準となり、2008年の原油高騰時に匹敵する価格水準となってきています。生活必需品である灯油の高騰は、大震災の影響を受けている地域経済や家計を直撃するとともに、中小零細事業者や農林漁業者などにも大きな影響を与えています。消費者からみれば、灯油は公共料金的な要素をもつ支出となっています。

 冬の最需要期にあたり、くらしを直撃する灯油高への対応策を求め、東北経済産業局に要請しました。参加者からは、「灯油高騰が生活に及ぼす影響を国はもっと理解してほしい」「灯油の値動きが消費者にとって分かりにくい」「適正価格の維持、便乗値上げの防止を徹底してほしい」等を訴えました。


◆要請行動参加者
東北経済産業局 資源・燃料課:
石森武博課長
鈴木清美課長補佐
村上健一総括係長
DSCN2993.JPG
石森武博課長(左)に要請書を提出する平野了三理事長(右)
東北6県生協連 青森県民生協・青森県庁生協:平野了三理事長
青森県民生協:北村純一総務課長補佐
岩手県連:吉田敏恵専務理事
いわて生協:佐藤久美子理事
山形県連:大友廣和専務理事
宮城県連:齋藤昭子会長理事、野崎和夫専務理事
みやぎ生協:木村孝共同購入商品部燃料・家電グループ統括
日本生協連東北地連:齋藤浩輝事務局員

【取材マスコミ】 東日本放送、宮城テレビ、仙台放送、河北新報、読売新聞、新聞赤旗