県連速報
第416号(2014.05.08)

●若生正博宮城県副知事との懇談会を開催しました

 5月8日(木)江陽グランドホテル3階孔雀の間において、若生正博宮城県副知事と宮城県生協連会員役職員20人との懇談会を開催しました。
 はじめに、宮城県生協連の齋藤昭子会長理事と若生正博副知事より挨拶がありました。その後、宮城県生協連および会員生協から活動報告がありました。
 みやぎ生協の宮本弘専務理事から、震災からの復興に向けてのみやぎ生協の役割、ボランティアセンターの活動、「食のみやぎ復興ネットワーク」の取り組みについての紹介がありました。
 続いて、みやぎ県南医療生協の佐久間哲英専務理事から、県南地区における放射線被ばくの不安にこたえる取り組みについて報告がありました。
 東北大学生協学生理事の西村明絋さんからは、被災した東北大生の学業継続のための支援活動、東北大学との「災害時における相互協力に関する協定」締結について、震災を風化させず次の激甚災害に備える取り組みについての報告がありました。
 県生協連の加藤房子常務理事からは、「放射性物質の食品に関する安全性についてのリスクコミュニケーション」を消費者団体の主催で実施したこと、被災者生活再建支援制度の拡充を求める取り組みについて、灯油価格高騰に対する生活困窮者に向けた支援の要望について報告しました。
  参加者からは、地域コミュニティーの大切さ、原発に依存しないエネルギーのあり方、宮城県の「遺伝子組み換え作物の栽培に関する指針」の見直しに関すること、仮設住民との懇談会で出された意見についてなど、幅広い意見が出されました。
  若生副知事からは、県の考え方について詳しくお話しがあり、交流を深めることができました。


齋藤昭子会長理事のあいさつ

若生正博宮城県副知事のあいさつ みやぎ生協宮本弘専務理事
     
 みやぎ県南医療生協佐久間哲英専務理事   東北大学生協西村明絋理事  県生協連加藤房子常務理事