県連速報
第454号(2015.6.26)


●6月24日(水)「安保法案ゼッタイ廃案緊急県民集会」に700人が参加し、法案の撤回廃案をアピールしました
 

6月24日(水)仙台市青葉区元鍛冶丁公園で、現在国会で審議されている安全保障法案の廃案を訴える「安保法案ゼッタイ廃案6.24緊急県民集会」が開催され、緊急の参加の呼びかけにもかかわらず、約700人が参加しました。
 みやぎ9条懇話会・宮城県内九条の会連絡会・みやぎ憲法九条の会の護憲3団体が主催し参加をよびかけ、生協からも宮本弘会長理事をはじめ、地域生協、大学生協等から参加がありました。

政府与党は、安保法案を可決するために、624日が会期末の予定であった国会を、622日に異例の95日間の会期延長をしたなかでの集会となりました。
 国会では、憲法審査会で3人の憲法学者が安保法案を違憲と表明し、安保法制特別委員会の参考人質疑では内閣法制局長官経験者からも憲法9条に違反する、従来の政府見解と相いれず法的安定性を政府自らが壊す、といった声がだされています。また、何よりも海外で武力行使できるようにすることが、日本の平和と安全にどう結びつくのか、十分な説明がなされていないなかで、会期の大幅な延長が行われ、法案の成立がすすめられようとしています。

主催者あいさつとして、後藤東陽さんが代表してあいさつをおこない、「自衛隊員の命や国民の平和を犠牲にできない。戦争への道、安保法案を廃案にしよう」と訴えました。続いて連帯あいさつとして、仙台弁護士会副会長の北見淑之弁護士とワン・デイアクションみやぎの小野寺義象弁護士からあいさつがありました。
 続いて、4つの参加団体から決意表明があり、戦争に道をひらく安保法案を反対の声で大きく盛り上げ、廃案にしましょうというアピール案(PDF)を満場の拍手で採択しました。集会終了後、集会参加者は仙台市内の目抜き通りをアピール行進しました。

この集会は、河北新報、朝日新聞、毎日新聞、東北放送、仙台放送等で紹介されました。

     
 主催者挨拶をする 後藤東陽9条の会代表  連帯挨拶する北見淑之弁護士会副会長  集会参加者
 


      


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