県連速報
第462号(2015.9.15)
9月14日(月)、安保法案ゼッタイ反対! 『9.14緊急県民集会』が開催され、約1,100人が参加しました。

 いよいよ、安保法案の廃案か、強行採決による成立か、国会審議の山場の週に突入しました。
 本日15日(火)13時からは国会内で中央公聴会が行われます。公述人は野党推薦で、元最高裁判事の濱田邦夫さん、慶応大学名誉教授の小林節さん、名古屋大学名誉教授の松井芳郎さん、そして公募人からSEALDsの奥田愛基さんの4人。与党推薦で大阪大学大学院教授の坂元一哉さん、政策研究大学院学長の白石隆さんです。
 そして、16日(水)13時~15時30分には新横浜プリンスホテルで地方公聴会が行われます。この3日間が法案の行方を左右することは間違いありません。政府与党はデモに対する警戒を口にしており、市民の行動次第で廃案に向けて舵を切ることは決して不可能ではありません。
 
 強行採決に抗議し廃案を求dめる「安保法案ゼッタイ反対!9.14緊急県民集会」が、914日(月)仙台市青葉区元鍛冶丁公園において開催され、緊急の参加呼びかけにもかかわらず、約1,100人が参加しました。みやぎ憲法九条の会を中心とした実行委員会が呼びかけ、みやぎ生協、生協あいコープみやぎ、大学生協等から役職員多数の参加がありました。
 主催者挨拶として、後藤東陽さんが代表して挨拶を行い、「戦争への道に進む安保法案の強行採決に強く抗議し、廃案にしよう」と訴えました。続いて連帯あいさつとして、仙台弁護士会副会長の北見淑之弁護士から挨拶がありました。
 続いて、4つの参加団体から決意表明があり、最後まで戦い抜き、世論の力で安保法案を廃案にさせようという以下の内容のアピール案を満場の拍手で採択しました。
 830日、12万人もの人々が国会包囲行動に参加したのをはじめ、全国各地で連日反対集会が行われています。若者、母親、学者、文化人、宗教者などあらゆる人々が立ち上がり、安保法案の廃案を求める国民の声は日増しに大きくなっています。参議院における審議の中で、安倍内閣だけでなく、自衛隊幹部も暴走している事実が明らかになりました。安保法案が成立することを許せば、日本国憲法の平和主義、民主主義、立憲主義が崩され、日本を戦争への道へ導くことになります。 子どもの未来のためにも、世界の平和のためにも絶対に阻止しなければなりません。今、私たちは、国会内外で安倍内閣を追い込んでいます。私たちが最後の力を振り絞れば必ず安保法案を阻止できます。最後の最後まで頑張りましょう。』

 集会終了後、集会参加者は仙台市内の目抜き通りをアピール行進しました。
 
 主催者挨拶をする後藤東陽さん
連帯挨拶をする北見淑之弁護士 宮城女性議員のみなさん
SEALDsTOHOKUの菅野一祥さん 新婦人宮城県本部のみなさん

宮教大の本田伊克准教授

集会参加者 アピール提案をする松崎勝吾さん  アピール行進の様子 



     

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