県連速報
第490号(2016.05.31)

●戦争する国にしない、させない 5月28日「安保法制廃止宮城県民大集会」開催

 5月28日(日)午後1時から仙台市錦町公園において、「戦争する国にしない、させない 安保法制廃止宮城県民大集会」が開催されました。 県連会長理事が呼びかけ人として参加している、安保法制廃止みやぎネットが主催団体となり、集会には1700人が参加しました。また県連会員生協から約120人が参加しました。         

 昨年9月19日に大多数の憲法学者が憲法違反とし、過半数の国民が法案成立には反対するなか、数の力で強行的に可決成立した安保法制。
 安保法制廃止みやぎネットはこの集会で、憲法を守り、戦争への道をひらく安保法制廃止を求めることをひろく県民によびかけ、法制廃止の大きな力を生み出すことを目的に開催されました。
 またそれにさきがけて5月22日には河北新報(全県版全面45万部)にみやぎネットの目的である安保法制廃止の意見広告を掲載しました。

 12時30分からオープニングとして、仙台弁護士会有志によるブラスバンド演奏がありました。
 はじめに、主催者を代表し共同代表の後藤東陽さんが開会あいさつをし、次に仙台弁護士会の野呂圭副会長から来賓あいさつがありました。
 政党あいさつでは、民進党の桜井充参議院議員、日本共産党の高橋千鶴子衆議院議員、社民党の岸田清実宮城県議会議員が登壇。
 続いてゲストトークとして、法政大教授山口二郎さんから、仙台にゆかりのある樋口陽一、井上ひさし、菅原文太さんのそれぞれのことばから憲法・平和を守ることの大切さを訴えました。「政府の役割で最重要なのは絶対に戦争をしないこと。この言葉を文太さんからの遺言と思っています」とスピーチ。
 そのあと4団体からリレートークが行われ、学生・母親・宗教者・教員の立場から安保法制の廃止を訴えました。
 最後に、参加者全員で憲法違反の安保法制を廃止させましょうという集会アピールを採択確認しました。
 集会の後、プラカードやのぼり旗などを掲げて一番町商店街を抜け仙都会館まで、参加者全員でアピール行進をおこないました。                       

 共同代表後藤東陽さんあいさつ  仙台弁護士会野呂圭副会長来賓あいさつ ゲストトーク山口二郎さん
 参加者  プラカードを掲げてアピール
 アピール行進 

      


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