県連速報
第491号(2016.06.09)

●6月9日(木)消費税率引き上げをやめさせるネットワーク宮城「2016年度第14回総会&記念講演」が開催されました

 6月9日(木)せんだいメディアテーク7階スタジオシアターにおいて、消費税率引き上げをやめさせるネットワーク宮城の「2016年度第14回総会&記念講演」が開催され、生協、消費者団体、日専連、宮商連などの関係者、事業者、一般市民など71人が参加しました。

 三戸部尚一代表世話人(宮城県商工団体連合会会長)の開会挨拶後、記念講演の講師に(株)第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミストの永濱利廣さんをお迎えし、『消費税アップは必要ない?!』と題して、ご講演いただきました。
 アベノミクスの効果もあり、株高・円安により企業業績、雇用等、経済指標は改善を見せ、実質賃金は上昇したものの、20144月の消費税8%への引き上げは、3%という上げ幅と上げるタイミングが早かったこと、その後20174月には10%に引き上げられることになっていたことで、賃金は上がっても消費が低迷してしまい、昨年度末時点で8兆円以上の需要不足が起きたことを経済指標をまじえて説明されました。
 今後は、落ち込んだ需要を喚起するために10兆円規模の補正予算が必要なこと、アベノミクスで税収は20兆円以上増加したことから消費税増税は凍結したほうが良いとお話されました。
 政府関係筋の会議等に数多く出席されていることから、普段新聞やテレビなどでは知り得ないお話を伺うことができました。

 次に、第14回総会について大越健治代表世話人(みやぎ生協専務理事)を議長にすすめられました。
 提案された第1号議案の平成27年度活動報告・決算承認の件、第2号議案の平成28年度活動方針・収支予算決定の件、第3号議案の役員選任の件の全議案が承認されました。監査について会計監査人の竹田久税理士(仙台中央税理士法人)からご報告いただきました。

 続いて、世話人の佐久間敬子弁護士から総会アピール(PDF)の提案があり、採択されました。

 最後に、山口哲男世話人(日専連宮城県連合会会長)が、閉会挨拶を行い終了しました。       
        
開会あいさつをする
三戸部尚一代表世話人
講演中の永濱利廣さん

アピール提案をする
佐久間敬子世話人

 閉会挨拶をする
山口哲男世話人

       


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