県連速報
第499号(2016.10.25)

●「TPPを批准させない!10.15SAT 1万人行動・中央集会」参加報告

10月15日(土)東京都港区芝公園において、「TPPを批准させない!全国共同行動」主催による『TPPを批准させない!10.15SAT 1万人行動・中央集会』が開催され、270の賛同団体などから8,000人(主催者発表)が参加しました。
宮城県生協連、みやぎ生協、生協あいコープみやぎも賛同団体です。県連を代表し、みやぎ生協生活文化部県連担当松本研一郎課長が参加しました。

呼びかけ人を代表し、主婦連参与の山根香織さんの開会挨拶があり、3政党からのご挨拶のあと、各地・各界の方々からリレートークが行われました。
情報開示も十分な審議もないまま、TPP協定の批准を今国会で強行することには絶対反対との集会アピールを採択し、その後都内をアピール行進しました。


●10月24日(月)反TPPネットワーク宮城主催で学習会『そうだったのか!TPP24のギモン』 が開催されました

政府は、いまだ交渉経過に関する情報開示や国民への十分な説明を行っていません。今臨時国会冒頭でも、TPP影響試算の根拠の信用性を失わせるSBS輸入米問題や協定文の誤訳などが次々明らかになり、審議の前提が崩れていると言わざるをえません。

10月24日(月)JAビル宮城11階大会議室において、学習会『そうだったのか!TPP24のギモン』が、「TPPから食とくらし・いのちを守るネットワーク宮城」主催で開催され、加盟27団体の生産者、商業者、生協関係、医療関係、消費者団体や県民など200人が参加しました。

はじめに、ネットワーク代表世話人団体の宮城県農業協同組合中央会の石川壽一会長が主催者挨拶を行いました。
続いて、NPO法人アジア太平洋資料センターの内田聖子事務局長を講師に、「そうだったのか!TPP24のギモン」と題した学習講演がありました。
TPP協定の内容について、8,000ページにも及ぶ協定文について農業、医療・保険/共済、食の安心・安全、投資の各分野ごとに、私たちの暮らしに与える問題点を分りやすくお話しされました。TPPは単純な“自由貿易”などではなく「グローバル企業が今以上に利益を得る仕組みで、特定の集団のために管理された悪い貿易協定」であり、貧困と格差をさらに助長し、人権や環境に悪影響を及ぼすものだということを改めて実感することができました。

その後、みやぎ生協の高橋誠子理事からアピール提案があり、満場の拍手をもって採択されました。(PDF)
閉会挨拶を、ネットワーク代表世話人団体の宮城県生活協同組合連合会の加藤房子常務理事が行い終了しました。

 

     
 主催者挨拶をする石川壽一会長  講師の内田聖子事務局長  アピール提案をする高橋誠子理事

  

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