県連速報
第502号(2016.12.05)

●12月4日(日)『憲法9条を守り生かす宮城のつどい2016』が開催され、1,600人が参加しました

12月4日(日)仙台国際センター大ホールにおいて、「みやぎ憲法九条の会」主催、県内各「九条の会」協賛による『輝け世界に!伝えよう未来へ!憲法9条を守り生かす宮城のつどい2016』が開催され、大ホールの他、第2・第3会場まで満席となる1,600人が参加しました。

司会の大友恵里子さん(みやぎ生協理事)からの開会宣言後、紫金草合唱団の皆さんによる「日本国憲法前文・憲法9条」の朗読と合唱がありました。
開会挨拶を、みやぎ憲法9条の会代表の後藤東陽さんが行いました。

1部の講演は、樋口陽一さん(東京大学・東北大学名誉教授)が「75年前の128日のことから話しましょう~日本国憲法をどう生かすか~」という演題で講演されました。憲法とは、国民主権や国民の自由を保障するものだ。ただし、その自由には例外があり、それを法律で制限し、適切かどうかを裁判所が判断する。あくまでも憲法の本領は権力を縛ることにある。自民党憲法改正草案について、現行憲法の権力を縛ることを逆転させたものだと指摘。日本国憲法の中で、一番の要は、すべて国民は、個人として尊重されることだと訴え会場から大きな拍手が起きました。

2部は、荒川知子とファミリーアンサンブルの皆様によるコンサートがありました。アメージング・グレースやソレアードなど、リコーダーの澄んだ美しい音色が会場いっぱいに響き渡り参加者を癒してくれました。また、平和への願いを込めつくられた新曲「しあわせの木」の演奏は参加者を魅了しました。

最後にアピール提案があり、満場の拍手で採択されました。また、参加者から598,952円のカンパをいただきました。
平和憲法の大切さを、改めて確かめ合うつどいとなりました。

     
主催者挨拶後藤東陽さん 講師の樋口陽一さん (東京大学・東北大学名誉教授)  第2会場の様子
     
   紫金草合唱団の皆さん 荒川知子とファミリーアンサンブル  アピール提案の様子 

     

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