県連速報
第506号(2016.12.26)

●宮城県に対して「灯油高騰対策に関する要請書」を提出しました

12月21日(水)、宮城県知事あての「灯油高騰対策に関する要請書」を、環境生活部消費生活・文化課の日野和典課長に緑上浩子みやぎ生協地域代表理事が提出しました。

その後、野崎和夫宮城県生協連専務理事が要請内容の趣旨説明を行いました。  
生協連からの要望として、OPEC会議で減産が決定されたことに加え、為替が円安で進む可能性があることから原油価格は今後も上昇する見通しであること。本格的な需要期を前に、灯油の安定的な供給と適正な価格による供給の確保のための行政施策を消費者の立場から求めること。石油製品の中で灯油だけが高くなる「灯油の独歩高」が起きないような価格の監視等が必要なこと。経済的弱者に対する支援策として、「福祉灯油」など灯油購入の補助制度の実施等は有効なため、都道府県により実施状況が異なることのないよう予算措置を実施してほしいことなどを話しました。
また、みやぎ生協の地域代表理事より灯油に関する地域の実情を伝えました。
県からは、灯油の適正価格・安定供給については、「今後も注視していく考え。暖房費の助成等については、国の対策、市町村からの要望などを踏まえながら、検討していく」との説明があり、「正式回答については後日文書で行う」とのお話がありました。


「灯油高騰対策に関する要請」(PDF)

日野和典課長(右)に緑上浩子地域代表理事(左)が要請書を提出










【参加者】
宮城県 日野和典環境生活部消費生活・文化課長
盛田敏彦環境生活部消費生活・文化課課長補佐(消費者行政班長)
田村和江環境生活部消費生活・文化課消費者行政班主幹
高橋悟保健福祉部保健福祉総務課副参事兼課長補佐(総括担当)
渡邉潤二保健福祉部保健福祉総務課企画調整第一班企画員
生協連 野崎和夫宮城県生活協同組合連合会専務理事、加藤藤房子宮城県生活協同組合連合会常務理事
緑上浩子みやぎ生協地域代表理事、石川雅子みやぎ生協地域代表理事、 渡邊弘美みやぎ生協地域代表理事、 佐藤由紀みやぎ生協地域代表理事、 松本研一郎みやぎ生協生活文化部・県連担当課長
木村孝コープ東北サンネット事業連合エネルギー事業本部燃料事業所統括
井形貞祐日生協北海道・東北地連事務局員
取材マスコミ】
東北放送・東日本放送・宮城テレビ

 

   

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