県連速報
第507号(2016.12.26)

●2016年度冬灯油暫定価格を変更します

1.2016年度冬灯油お任せ給油暫定価格1㍑75.0円(税込)を、116日(月)配達分から182.0円(税込)に7.0円値上げします。

 期間 9月26日(月)~12月30日(金)  12月31日(土)~2017年1月14日(土) 1月16日(月)より  

配達灯油暫定価格
単位:円(税込) 

 1缶・18㍑

 1㍑

1缶・18㍑   1㍑ 1缶・18㍑   1㍑ 

 お任せ給油価格

1,116円

62.0円  1,350円  75.0円  1,476  82.0

 個缶価格

 1,134円 

 63.0円 1,368円  76.0円  1,494  83.0

2.暫定価格の変更理由

  1. 生協への灯油卸価格は、既に12月16日から前回価格値上げ提案時点より、1㍑当り5.8円(税込)上昇しています。(9月提案時点よりは、20.6円(税込)の上昇となっています。)この仕入 れ価格上昇により、現在の価格では配達作業料がまかないきれない状況になっています。
  2. 12月16日の中東原油価格も51.54ドル(為替118.72円)と冬灯油暫定価格決定時点の43.96ドル(為替102.90円)より7.58ドル上昇しています。為替も円安が進み15.82円の円安となっています。OPECと非OPECが15年ぶりに減産調整に1月から入ることにより中東原油価格が上昇、米連邦準備理事会(FRB)による来年の利上げペースが速まるとの見方から米金利上昇により、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが継続し円安進行となっています。
  3. 資源エネルギー庁石油製品価格調査給油所小売価格宮城県内平均価格は、冬灯油暫定価格公表時の923日価格1㍑64.3円(1缶1,157円)から、12月12日現在1㍑74.7円(1缶1,345円)と1㍑10.4円(1缶187.2円)と上昇しさらに上がる見込みです。12月10日より引き売り各社は1㍑76.6円(1缶1,380円)に値上げしています。さらに年末値上げする見込みです。
  4. 前回予測を円安が大きく上回ったこと、灯油需要増により在庫が昨年比74%と減っていることにより、元売り各社の灯油独歩高が継続していることで卸価格がさらに上昇し、市場価格も上昇すると見ています。前回は組合員の家計負担を少しでも軽くするために抑えた値上げとしましたが、今回は仕入れ価格がさらに上昇したため再度値上げしました。市場価格が下がった場合は還元金で戻します。
 

     

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