県連速報
538号(2017.12.11)

●核兵器の使用を禁止する条約制定をめざして「ヒバクシャ国際署名」を広める取り組みを進めています

ヒバクシャ国際署名は、被爆者9人からの呼びかけを受けて、計40の市民団体が参加する「ヒバクシャ国際署名推進連絡会」が結成され20164月から取り組まれています。
宮城県生協連は、宮城県原爆被害者の会の呼びかけに応え、2017310日(金)仙台福祉プラザで宮城県内14団体19人の参加により開催された「第1回ヒバクシャ国際署名連絡会宮城」に、事務局団体として参加しています。
署名の目標は 2020 年までに、宮城県の人口の半数近くの 100 万筆と設定しました。
連絡会では、核保有国及び日本を含む同盟国も条約批准するよう、宮城から世界へ市民の後押しで世論を広げるための取り組み「Peace Wave in Miyagi 2017として、集会やアピール行進、街頭署名などを行っています。

12月11日(月)「Peace Wave in Miyagi 2017vol.3」を開催しました。元鍛冶丁公園(仙台市青葉区国分町)で56人の参加で集会を行ったあと、仙都会館まで参加者全員でアピール行進をしました。
その後、平和ビル前(仙台市青葉区一番町)で街頭署名活動を行い、「ヒバクシャ国際署名」への協力を訴えました。
宮城県生協連から、加藤房子常務理事と松本研一郎県連担当課長が参加しました。
集会では、宮城県原爆被害者の会の炭谷良夫会長と木村緋紗子事務局長から、日本政府に核兵器禁止条約の批准を求める訴えがありました。街頭署名では209筆の署名が集まりました。

核保有国と日本をはじめとする同盟国が、この核兵器禁止条約を批准するかどうかは、署名をはじめとする国際的世論です。このようなことから、宮城県原爆被害者の会とヒバクシャ国際署名連絡会宮城では、69日の村井嘉浩宮城県知事、710日の宮城県議会の中島源陽議長に引き続き、10月から宮城県内35市町村の首長・議会議長への署名要請を行っています。126日現在、28の市町村長が署名に賛同していただいています。

元鍛冶丁公園での集会の様子

 アピール行進の様子 署名活動の様子

       
 

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