県連速報
537号(2017.12.04)

●「仙台市食育推進計画〔第2期〕後期計画中間案」へ意見を提出しました

我が国の社会経済構造が大きく変化していく中で、ライフスタイルや価値観の多様化に伴い、食生活やそれを取り巻く環境が激変し、その結果、食習慣の乱れ、栄養の偏り、さらには生活習慣病の有病者の増加・重症化など、食をめぐる現状は危機的な状況にあるといわれています。

この状況の解決を図るため、20056月に「食育」を推進することを目的として「食育基本法」が制定されました。
それを踏まえ、仙台市では地域特性を活かした食育の取り組みを総合的かつ計画的に推進するため、20073月に「仙台市食育推進計画」を策定し、市民、関係団体、事業者、仙台市が連携しながら食育推進を行ってきました。
当初計画が2010年度で計画期間を終えたことから、計画の評価と課題の把握を行い、これからの社会情勢や環境の変化を踏まえて、2011年度~2022年度までの12か年を計画期間とし、中間年(2017年度)に中間評価と計画の見直しを行うとしています。

宮城県生協連では、「仙台市食育推進計画〔第2期〕後期計画中間案」への意見提出を行いました。食育の推進においては、市民一人ひとりが食の大切さを知ることが基本であり、そのためには、市民の生活を取り巻くさまざま団体等の取り組みや連携による環境づくりが重要です。食習慣と健康は個人の問題としてとらえられがちですが、家庭・学校・職場・地域社会などで、活動が活発に行われ、定着させていくことが重要と考えます。暮らしの場で、人と人とのつながりを生かした食育の推進を広げる取り組みが必要なことから意見を提出しました。

仙台市食育推進計画〔第2期〕後期計画中間案への意見(PDF)

       
 

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