564号(2018.09.27)

●9月26日(水)『消費者のくらしと権利を守る第39回宮城県生協組合員集会』を開催しました

9月26日(水)仙台サンプラザホールにおいて、「消費者のくらしと権利を守る第39回宮城県生協組合員集会」が開催され、宮城県生協連加盟単協から926人が集まりました。司会は、東北大学生活協同組合理事の畠山遼さんが行いました。

宮本弘会長理事から主催者挨拶があり、ご来賓として、公明党宮城県本部県民運動本部長で県会議員の横山のぼる様、立憲民主党宮城県連合代表で衆議院議員の岡本あき子様、日本共産党宮城県委員会から衆議院議員の高橋千鶴子様、社会民主党宮城県連合幹事長で仙台市議団代表の辻隆一様からご挨拶いただきました。自由民主党宮城県支部連合会会長で参議院議員の愛知治郎様、国民民主党宮城県総支部連合会代表で参議院議員の桜井充様からご挨拶の予定でしたが、ご欠席となりメッセージを紹介しました。

続いて、宮城県生協連会員生協の活動について、みやぎ生活協同組合理事の早坂真美さんから紹介がありました。

次に、映画「第九条」の上映がありました。映画上映は、昨年に続き2回目の企画です。
自民党の総裁選で当選を果たした安倍首相はあいさつで、「皆さまとともに憲法改正に取り組んでいきたい」と述べました。いよいよ憲法改正が現実味を帯びてまいりました。政治の世界では、憲法九条改憲論が唱えられていますが、多くの国民は、日々の生活に追われ、憲法改正について考えることや、危機感を持つことが少ないと思います。
映画『第九条』は、近未来の話という設定で、時の政府が日本国憲法第九条の改正の検討に入ったことから、国民の意思を聞くため、各年代ごとに諮問委員会を設置、憲法九条に関して維持と破棄が五分五分という結果になり、最後に、様々な職種の20代の若者12人のメンバーで構成された諮問委員会に託され、弁護士、国際ボランティアNPO法人活動家、防衛大学生、ニート等、それぞれの立場で憲法九条の議論を重ねて行く。最初は議論する事に疑問視するメンバーであったが、日本国憲法成立の歴史を知り、少しずつ議論を重ねて行くなかで、それぞれが日本の未来を真剣に考え、自分の想いを吐露して行く。日本国憲法の成立過程について、押しつけられた憲法ではないのか、アメリカとの関係や安保条約について、憲法九条があったから平和が保たれてきたのではないか、日本の戦争は侵略戦争であったのではないか、拉致問題が起きたのは軍事力の弱さからではないのか、憲法九条は日本一国だけではなしえない崇高な理念ではないのかなどのやりとりを経て、「あなたは維持ですか、破棄ですか?」を問いかけて終わるという内容です。

その後、宮城労働者共済生活協同組合次長の佐々木雅彦さんから、集会決議が提案され、満場の拍手で採択されました。

最後に、実行委員全員が各所属生協のはっぴを着てステージ上に並び、太鼓の音と実行委員長の湊加津江さん(みやぎ生協地域代表理事)の音頭に合わせ、会場の参加者と元気にシュプレヒコールを行いました。

※集会決議(PDF)



宮本弘会長理事の開会挨拶

御来賓の各政党の皆さま

会員生協の活動紹介の様子
紹介者:早坂真美さん(みやぎ生活協同組合理事)
   
司会の畠山遼さん
(東北大学生活協同組合理事)
集会決議の提案
佐々木雅彦さん

(宮城労働者共済生活協同組合次長)

ステージ上の実行委員と参加者全員でシュプレヒコール
 
シュプレヒコール!


      

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