579号(2019.03.19)

●2019年度夏の生協灯油暫定価格を決定

1.今夏の配達灯油暫定価格(税込)は、以下の通りとします。

 1㍑ 93.0円  1缶18㍑ 1,674円 

※夏灯油価格は、例年通りお任せ給油のみとなります。
 ⇒梅雨時までの個缶利用者はプラス1.0円の1リットル94.0円、1缶・18㍑当り1,692円となります。
※仕入価格の変動によって暫定価格を変更することがあります。

2.配達期間 2019429日(月)~927日(金)   ※配達地域:県内全域(一部離島などを除く)

3.灯油価格の状況

(1)原油価格・為替・原油輸入価格・国内卸価格の値動きについて、現在とほぼ同じ水準での動きと見ています。現在のエネ庁公表配達灯油価格が193.3円・1缶1,680円(宮城県)ですので、市場価格を上回らないお任せ給油暫定価格1㍑93.0円・1缶1,674円とします。

  【資源エネルギー庁公表配達灯油週次調査価格】

 

北 海 道 局

 

 

 

 

 

 

   

1缶当り

1,663

1,584

1,631

1,680

1,633

1,702

1,708

1,658

1㍑当り

92.4

88.0

90.6

93.3

90.7

94.6

94.9

92.1

   ※3月7日資源エネルギー庁公表 配達灯油週次調査価格(消費税8%)

(2)3月の中東原油価格は65~67ドルでの動きとなっています。
  ⇒3月7日現在:中東原油価格は66.22ドル、2018年3月平均56.13ドル

(3)3月の為替は112113円台での動きで、米国の経済状況や株価・長期金利の動きにより変動しますが、ほぼ現状の動きを繰り返すと見ています。
  ⇒ 3月7日現在:112.67円、2018年3月平均113.77円

(4)今後の原油価格は、1月からのOPEC(石油輸出国機構)・非OPEC産油国の協調減産は継続しますが、米国シェール掘削リグの増加による増産により上値は抑えられると見ています。ただし、不安材料は米中貿易摩擦、イラン制裁180日延期期間終了後の動きによって原油価格は大きく変動することもあります。

(5)国内の元売による卸価格は、この冬、基本原油輸入価格とマーケット価格の動きに合わせた値動きとなっています。この状況は変わらないと見ています。

(6)今の時点での想定は、原油価格の予測は6567ドル、為替は110115円です。想定した範囲を越し卸価格が上昇した場合は、暫定価格を途中変更(値上げ)する場合があります。

(7)なお、夏灯油暫定価格が、資源エネルギー庁公表価格より加重平均価格で高くなった場合は、11 月の請求書にて割戻しを行い対応します。  


      

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